Leopard最強アプリは辞書

2008年4月23日 2:11 pm

辞書アイコンMac OSX Leopard には様々な魅力的な機能が実装されていて、使えば使うほどその良さが分かるという印象がありますが、その中でも特に素晴らしいのが辞書です。ディテールにこだわった美しいアイコンも素敵ですが、これぞ Mac OSX を使っていてよかったと思えるアプリケーションです。前のバージョンにも辞書はありましたが、英語版の辞書をそのまま乗っけただけ(つまり英英辞典)なので使い物になりませんでしたが、今回は英和はもちろん大辞泉、和英、ウィキペディアも実装されています (環境設定から英英辞典の表示を On に出来ます)。日本スタッフの気合いの入れ方が違いますね。

辞書は Spotlight と同様インクリメンタル検索なので、文字を入力しはじめたらすぐに結果が出てきます。結果は説明文も含めてすべてリンクになっているので、言葉を次々と辿って行くのも容易です。ウィキペディアも他の記事へのリンクだけでなくすべてにリンクが貼られており意味を調べることが出来ます。普通の辞書・辞典だけでなく Apple というカテゴリもあり、関連製品やアプリケーションの説明を読むことが出来ます。Mac を使い始めたばかりの方にはありがたい情報源ですね。

辞書のスクリーンショット

辞書を利用出来るWebサイトは幾つかありますが、広告やナビゲーションなど情報のノイズが多く辞書本来の使い方から離れているような気がします。すぐそこにあるシンプルなアプリケーションという意味でも辞書は良いなと思いますが、それくらいではわざわざこのサイトで紹介しません。辞書の真価は他のアプリケーションとの連携にあります。

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今必要とされている『IT』

2008年4月22日 2:42 pm

IT (Information Technology) はみなさんにとってどういった意味をもつ言葉でしょうか。効率的に情報を行き来させる技術の総称と説明することが出来ます。「IT革命」という言葉のようにバズワード化してしまった部分もあるので、逆に意味が分からない怪しい領域に見られている可能性もなくはないでしょう。未だに IT 業界と呼ばれるところはどうも別世界に見られているような印象もあります。

技術を見えなくする

技術という言葉があるので確かに技術的なことではありますが、人に使ってもらうものを作るために技術だけで簡潔した例は今までありません。今のケータイ・インターネットの火付け役になった i-mode にせよ、新しいゲームプレーを提案した Wii にせよ、最新の技術を使ったわけでもなければ、ほとんどの方が技術をきちんと理解して利用しているわけではないです。技術中心ではなく、人を注意深く観察した上で、それを解決するにはどういった技術が必要だろうと考えた結果に出来上がったもののようにみえます。

本当の意味で普及するものというのは技術は「見えない」存在になっているのかなと思います。Google でもそうです。アルゴリズムをきちんと理解している方はほとんどいないですし、どのように検索ボットがサイトをインデックスして検索クエリーを引き出すことは分からないです。仕組みが分からなくても人は検索するなら Google にアクセスしますし、欲しい情報が見つかるかもしれないと期待して訪れるわけです。以前 Google のデザインガイドラインを紹介したように、非常に複雑な技術を見えなくするために、使ってもらう人へのケアや観察が不可欠なわけです。

たとえ言葉に技術が入っている IT にしろ、技術中心ではなく人の生活をよりよくするためのソリューションを提供するために適切な技術を提案出来るようにならなければいけません。よりよくするというのは一概に効率化や合理化という言葉に入れ替えることは難しいです。よく仕事やコミュニケーションで使われているアプリケーションを見てもまだまだ技術中心で作られているものは多いです。しかも、その技術に人間が合わせるかたちで使うものも少なくありません。技術と人間の関係は逆でなければいけません。人間に技術が合わせないと。

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最近使ったアプリを Stacks に置く方法

2008年4月18日 7:16 pm

QuickSilver ユーザーにとって Dock にすべてのアプリケーションを放り込んでおく必要はないわけですが、時にはマウスで操作したほうが早い場合もあります。 最近使ったアプリケーションはまた立ち上げたいと思うことも少なくありません。[アップルメニュー > 最近使った項目] からアクセスすることが出来ますが、結構面倒だったりします。そこで最近使ったアプリケーションを自動的に保管してくれる Stacks を作っておくと便利です。

[アプリケーション > ユーティリティ] にあるターミナルとを立ち上げて以下のコマンドラインをコピー&ペーストして [return] キーを押します。

defaults write com.apple.dock persistent-others -array-add '{ "tile-data" = { "list-type" = 1; }; "tile-type" = "recents-tile"; }'

あとは Finder を再起動するか、ターミナルから killall Dock と書いて Dock を再起動するだけ。Dock に「Recent Applications」という新しい Stacks が表示されているはずです。

Recent Stacks

マウスを使った作業をしている際ならキーボードに戻るよりそのままマウスで選んだほうが早いこともあります。たくさん利用することもないかもしれませんが、いざというときに使える Stacks です。QuickSilver はちょっと苦手という方も、この Stacks を用意しておくだけで Dock が少しばかり片付くかもしれません。ちなみに表示されている Stacks を右クリックするとアプリケーションだけでなく、最近使った書類やサーバーに切り替えることも出来ます。

参考記事: Add a ‘recent things’ stack to the

【追記】おかださんのs-style-arts blogで、Stacks のアイテムをマウスオーバーしたときにハイライトする方法が紹介されています。一緒に設定しておくと便利!

Designer meets Designers 03 で話します

2008年4月17日 11:42 pm

MdN が web creators conference の後継として去年から始めている Designer meets Designers。毎回異なるテーマを扱って幾つかのセッションで構成されています。来月になる 5月9日金曜日に行われるイベントのテーマは『Web標準』。デジパの加藤さん、ミツエーリンクスの木達さん、IMJの山本さんという蒼々たるメンバーが Web標準について語りますが、その中に僕も混じっております。東京で何か話すのは1年ぶりですね。こうしてまた話す機会があるというのは嬉しいではありませんか。

当初、「Web標準最新事情について話していただきませんか」というところからスタートしたわけですが、HTML5XHTML2についての話を聞いてためになるかどうか微妙ですし(それをおもしろく話すのもテクニックかもしれませんが)、最新のCSSテクニックとか紹介しても、こういう系は既に飽和状態なのでわざわざこのイベントですることでもないような気がしました。こうした技術的な面での最新事情とは別の動きも実はあったりします。数年前からあったことと言われてしまえば確かにそうですが、「Web標準」の言葉の意味に関するディスカッションの再燃が去年あたりからネット各地でみられるようになりました。そこでそのあたりの動きを踏まえつつ、このサイトで時々書いている Webデザインに関する話を組み合わせた内容にすることにしました。

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1998〜2008

2008年4月16日 3:54 pm

スクリーンショットcould という名でサイトを始めたのが 1998年4月16日。今日でちょうど 10年になりました。さすがにあの頃からこのサイトを見ている方は少ないでしょうけど、今とはかなり違う内容でした。個人的な日記だけでなく当時よく描いていたスケッチやペインティングも掲載していました。今やどんどん個人的な内容がなくなって仕事関連が中心になってるので雰囲気も全然違いますね。もちろん当時はバリバリテーブルデザインで時にはフレームも多用してました。ちなみに4月16日に書いた日記はこんなかんじ。

今日は一週間ぶりに歴史の授業に出た。この授業はチャングという中国人教授が教えてくれる。いつもダイナミックなしゃべりだ。疲れないのだろうか。彼の英語は中国語なまりのせいか解かりづらい。話しも中国のことばかりで授業が進まないことがある。

スクリーンショット最初は文章だけのシンプルな構成の日記も、99年くらいから右のようなレイアウトが凝ったものも登場しました。書いているテーマによって異なるレイアウトを作ってそれに文章を載せていたわけです。当然のことではありますが、当時は CMS なんてありませんから、アーカイブも手動で日記も全部手づくで作って掲載していたわけですから今思うと考えられないようなことをしていたわけです。相当暇だったんだなぁ(笑

スクリーンショット日記はずっとやっていましたが、それと平行に 2000年くらいに無料配布されていた CGI を利用してウェブログの原型のようなものを始めました。その頃はアートやデザイン系のリンクを中心に今でいう「いろいろ」ネタでやっているようなことが中心だったと思います。手作りで HTML を組むことがないので、このあたりから徐々に日記の数も減っていきましたね。とはいっても結局 2004年の頭まで手作り日記を作り続けてました。

CMSを本格的に使ってサイトを管理しはじめたのが 2003年の頭。その頃から MovableType がありましたが、せっかく PHP と MySQL を覚えたので自分で簡易 CMS を作りました。それが前のバージョンの could になります。当時作ったプログラムをあまりいじらないで管理してきたわけですから、ある意味無茶でした。そして現在の WordPress版になります。

まさか 10年も続けることになるとは思いませんでしたが、こんなふうに今も続いています。扱っている内容は変わっていますが、自分の考えや思いを表現したいという意味を込めて「could」という名を付けた当時からそれほどズレてはいないような気がします。だからこそ別サイトを立ち上げることなく今もこの名前でやっているのかもしれません。

次の 10年まで続くかどうかは分かりませんが、これからもいろいろな試みをしていきつつ自分自身と同じように変化していこうと思います。これからもよろしく。

About

東京在住の「デザインをする人」長谷川恭久の個人サイトです。

2008年2月より、新しい CMS を利用して再スタートしました。以前の記事はこちらのエントリーリストを。そして、たくさんの方に読まれた人気記事が読みたい方ははてなブックマークの注目エントリーを参考にしてください。

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