Q&A おすすめSketchプラグイン

自分がどういうタイプのデザイナーかを振り返った上でプラグインを吟味することをオススメします。プラグイン次第で Sketch はどうにでも化ける一方、手当たり次第に入れても Sketch の強みが活かせない場合があります。

使用されているSketchのPluginを教えてほしいです!

しゅんさん

どんなUIデザイナーかで決まります

Sketch は UI デザインツールとして優秀なアプリです。日本ではまだまだ Photoshop が有力な現場が少なくないですが、欧米では Sketch が過半数以上を占めている状態です。およそ 2000 人のデザイナーを対象にしたデザインツールの調査によると、UIデザイン、ワイヤーフレームの定番は Sketch になっています(2018年1月現在)。

私の仕事でも欠かせないツールではあるものの、プラグインの組み合わせ次第でまったく違う使い方になる場合があります。定番と呼べるプラグインはありますが、それ以外は自分の役割や仕事現場によって大きく変わります。Airbnb のようにオリジナルのプラグインを開発して、自分たちのワークフローを最適化しているところもあります。

よって、自分がどういうタイプのデザイナーかを振り返った上でプラグインを吟味することをオススメします。プラグイン次第で Sketch はどうにでも化ける一方、手当たり次第に入れても Sketch の強みが活かせない場合があります。ちなみに私が Sketch を使う目的・条件は以下の 4 点で、これらに最適化させることを目的でプラグインを導入しています。

  • デザインシステムの設計・運用が多い
  • 他の方とファイルを共有することがある
  • アプリデザインをゼロからせず改善・整備が中心
  • Sketchでビジュアルデザインは控えめ

たくさんあっても使いこなせない、いつの間にか Sketch が機能実装していた … とかあるので、定期的にプラグインは見直したほうが良いと思いますが、以下が私が使っているプラグインです(サービスに依存しているプラグインは除外)。

Runner

まず最初に入れるプラグイン。階層が深いメニューやシンボルをすぐに呼び出すことができるだけでなく、プラグインの追加・更新もこれだけで出来ます。ページやアートボードへの移動もできるので、慣れてくるとキーボードだけでだいたいの操作ができるようになります。

ちなみに日本語キーボードだとディフォルトの表示ショートカットが複雑なので、キーボードショートカットを別途割り当てることをオススメします。

Automate

「あるといいなー」と思っていた細かい操作がたくさんできるようになるプラグイン。オブジェクトの Y 軸に合わせてレイヤーを並べ替え。選択中のレイヤーの子要素をすべて選択。フォントの入れ替え。使っていないスタイルの削除。グループからアートボード作成 … などなど数十種類の操作が入っています。

わざわざメニューを辿らなくても、ぼんやりやりたいことを Runner に書き込むだけで操作完了。Automate を入れてから、Runner を立ち上げる癖がついたかもしれません。

Auto Layout

Anima が開発しているツール群。今は Sketch ネイティブでレイアウトの操作ができるものの、間隔の自動調整など Auto Layout しか出来ないものもあって重宝しています。もうすぐリリース予定の Timeline も気になりますね。

States

いずれ Sketch でも出来るようになってほしいのが、マウスオーバーなど UI の状態のデザイン。States はレイヤーの表示・非表示と位置だけしか記憶しないですが、今はこれで何とかやっているかんじ。

Craft by InVision

InVision の会員でなくても使って損はないプラグイン(もちろんサービス連携していたほうが便利ですが)。ダミーデータの挿入やオブジェクトの複製、UI アセットの共有ができます。

Stark

色盲・色弱のシミュレーションとコントラストチェックができるプラグイン。単体でチェックできるアプリもありますが、Sketch 内で気軽に確認できるのが便利。

Symbol Organizer

シンボルは UI デザインにおいて欠かせない機能ですが、すぐに肥大化して散らかってしまいます。手動でひとつひとつ整理するよりかは、このプラグインで整理してしまったほうが精神的に楽です。「/」を入れてきちんと命名しておけば意外と綺麗にいけます。

Style Master

シンボルと異なり、テキストスタイルは小さなダイアログの中にあって整理が難しいですし、命名ルールを変更しようとしたら手作業で時間とストレスがかかります。テキストスタイルを見直したいときに便利です。

質問を募集しています

デザインのこと、コンテンツのこと、ツールのこと … などなど質問を募集しています。投稿していただいた質問は、こうした記事にして詳しい解説をしています。Web デザイナー、UI デザイナーと言っても働き方は多種多様なので、「一般論」ではないピンポイントな回答を提供できればと思います。

筆者について

Experience Points

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