Canvas for OneNoteの感覚的な情報整理というエントリーで、自動ではなく手動による情報整理の可能性を紹介しました。Canvas は、OneNote 限定ですが、BumpTopのようにデスクトップ上のファイルを手動で整理出来るアプリケーションもあります。BumpTop のような3Dにすることで、ファイルを配置する平面がさらに3つ増えます。マウスで操作するには少々効率が悪いですが、機械的なソートでは整理出来ない情報整理の提案しています。 こうした手動による情報整理が出来るソフトで最近見つけたのが Grape です。Mac OSX で動作するこのアプリケーションを使えば、仮想のデスクトップ上でファイルを自由に整理・検索が出来るようになります。手動と自動によるファイル整理をバランスよく行えるという意味でお勧めです。 仮想デスクトップの広さはスクリーンサイズに制限されているわけではなく、自由にファイルを配置出来ます。ズームを使って全体を見渡すだけでなく、特定のグループを詳しく見ることも可能。PDFであれば、その場でページをめくることも出来ます。アイコンの大きさを変えて強弱を付けたり、グループに名前を付けたりと自分なりのアレンジをしてファイルを整理。BumpTop のように重ねて置いておけますし、ショートカットできれいに配列表示に切り替えることも出来ます。 僕のデスクトップは殺風景なほど、ファイルが置かれていないので Grape があまり役に立たないのですが、どうしてもデスクトップに置いておきたいファイルが多い方には使えそうです。マウスやキーボード以外を使ったコンピュータとのインタラクションが増えてきており、中には感覚的に操作が出来るのもあります。そうした操作が出来る場が増えると、情報の整理の仕方にもバラエティがさらに増えてくるでしょうね。Grape はそのひとつの例といえます。
OSX
Grapeを使って散らかったデスクトップを整理
2009年4月17日 6:13 pmSousChefでレシピ管理がしたい
2009年3月30日 9:44 amMacHeist 3にはウェブサイト制作にや役立ちそうなアプリケーションが幾つかありますが、違う系統で興味をひいたのが SousChef というレシピ向けのアプリ。単にレシピを書き込んで整理するだけでなく、材料を買ったり作るときに便利な工夫が幾つかなされています。 レシピに書き込まれた材料の分量は人数分 (yield) を変更することで自動的に変化するようになっています。アメリカ製のアプリなので用意されている単位が oz や gallon と分かり難いですが、こうした単位も自分で加えたり、自分のオリジナルの単位も作ることが出来ます。ひとつの材料がなくても、他の材料でどうにかなる場合がありますが、代わりになる材料のリストもあらかじめ作っておくことが出来、料理の際はあるもの材料で作ることも簡単に出来そうです。 買い物の際は、作るレシピを「Grocery Lists」へドラッグ&ドロップすると、印刷可能な買い物リストを作ってくれます。ついでに料理とは別に必要なモノを追加することも出来ます。SousChefで管理しているレシピはウィンドウ右下にある「Share Online」をチェックすることで、他のユーザーと共有することが出来ます。共有されているレシピはアプリ内で検索可能で、Recipe Library へドラッグ&ドロップすれば自分のコレクションに加えることも出来ます。 このアプリで最も注目なのが、レシピのインポート機能。テキストのどの部分が「料理名」「ノート」「作り方」なのかを指定するだけで、レシピの指定の場所にデータが自動的に入力されるようになっています。ブラウザ上で直接指定が出来ないですが、一度、保存をしたあとに取り込みを行えば日本語でもかなりの精度でインポートしてくれます。 早速、たくさんのレシピを追加しようとしたものの、海外ソフトによくある日本語の問題がある模様です。直接インポートも出来ますし、文字化けも発生しないのですが、半角英数と日本語が入り交じった文章だと一部が消えてしまうバグがあります。つまり、材料リストは上記に書いたような人数分で分量の変更などの機能が使えません。MacHeist により英語圏以外の利用者も増えたと思いますので、これも将来は解決されるのではないかと思います(私は一応開発者にメールしておきましたが)。 まだまだ問題はあるものの、UIの良さも含め、これくらいよく出来たレシピアプリはなかなかないので、お試しで使ってみてはいかがでしょうか。
LittleSnapperで自分だけのサイトコレクション
2009年3月26日 1:41 pm昨日から始まった Mac のシェアウェアキャンペーン MacHeist 3。今回も魅力的なソフトが幾つかありますが、購入を迷っている方のためにお勧めのソフトを幾つか紹介していきます。1,2つくらい欲しいのがあれば十分元はとれるので購入を検討してみてはいかがでしょう。 Webデザインをしている方なら LittleSnapper は入手しておきたいソフトのひとつです。スクリーンキャプチャが出来るソフトですが、特にウェブサイトのキャプチャするのに特化しています。私も今年のはじめから使い始めているのですが、今までコレクションする場所に困っていたスクリーンショットの数々が一カ所にまとまっていい感じです。 今見ているサイトをショートカットキーで撮ることが出来、ビューエリアだけでなくページ全体をキャプチャすることが出来るようになっています。キャプチャした際に自動的に URL を保管してくれるだけでなく、Webアーカイブとして保存もするので、万が一サイトが閉鎖したとしても後で確認出来るようにもなっています。ビルトインのブラウザからであれば縦に長い Flash サイトもすべてキャプチャすることが可能です。 基本的に iPhoto と同じなので、使ったことがある方は LittleSnapper は直感的に使えるのではないでしょうか。タグや星評価で自動的にフォルダ別けが出来ますし、ギャラリーのサムネイルの大きさの変更もスムーズです。 LittleSnapper はキャプチャした画像を「Type (種類)」に分類することが出来ます。例えば、スクリーンショット、写真、イラスト、iPhone など幾つか用意されています。任意ですが、タイプを別けておくと便利な場合もあります。LittleSnapper には簡易型の編集モードが用意されており、キャプチャ画像にマークを付けたり、文字を入れることが可能です。自分が作ったデザイン案のキャプチャを LittleSnapper へ取り込み、「Type (種類)」を「Mockup」に選択しておけば、スマートフォルダからまとめてデザイン案を見ることも出来ます。さらにタグで振り分けてモックアップのコレクションを細かく分類することも可能です。 現在、LittleSnapper では、選択した画像を FTP, SFTP, Flickr へ直接アップロードする機能も用意されています。また、独自に QuickSnapper というサービスも立ち上げており、ウェブ上で他のユーザーとスクリーンショットの共有も出来ます。LittleSnapperのライブラリは「Application Support」フォルダに1つにパッケージ化されていますが、この保管場所を変更することも出来ます。ファイルサイズがかなり大きくなるのでお勧めではありませんが、Dropbox 上にライブラリを設定して複数の Mac で共有することが出来ます。 他のソフトでも画像を管理するこは出来ますが、ウェブサイトのキャプチャに特化しているだけあり、その目的に合った素敵機能が幾つかあるのが特徴です。今年は LittleSnappr を使って積極的にウェブサイトのコレクションを作ってみてはいかがでしょうか。
TextExpanderをAppleScriptで拡張
2009年3月23日 2:25 pmよく使うフレーズやコードをまとめて格納し、省略形ですぐ呼び出すことが出来る TextExpander (日本語版)。特定のアプリケーションに依存することなく、スニペットを自由に使い回すことが出来るのが魅力です。例えばメールの署名も Gmail や Mail.app では設定せず、TextExpanderであらかじめ作っておきます。こうすれば、それぞれのメーラーで全く同じものを使えるだけでなく、他の場で使いたいと思ったときにもすぐに対応出来ます。僕の場合、署名だけでなく、住所や郵便番号、日付といった情報だけでなく、Get URL をスニペットにして特定の検索キーワードをすぐに探せるようにしたり、microformats や html/css のテンプレートなど仕事につかえるデータも格納しています。MobileMeを利用して複数の Mac で同じスニペッツを使えるのも便利です。 中でも便利なのが、AppleScriptを組み合わせる方法。特定のコマンドを TextExpander で動作させることが出来ます。AppleScriptの書き方が分からなくても、TextExpanderがあらかじめ用意してあるプリセットを使う方法があります。例えばクリップボードに保管してある URL を自動的に tinyurl 化してくれるスニペットが用意されており、こちらは頻繁に利用しています。 QuickSilver はどうも使いこなせないという方は、TextExpanderをランチャーにして使うことも可能です。例えば以下のような3行コードを新しいスニペッツとして追加するだけで iCal 用のランチャーコマンドが完成します。 tell application "Finder" activate application "iCal" end tell あとはスニペットの省略形をタイプするだけ。どのアプリケーションを使っていても iCal を起動することが出来ます。QuickSilver のようなインターフェイスがないランチャーといったところでしょうか。よく使うアプリケーションはこうしたランチャーコマンドを幾つか作っておくと良いでしょう。 こうしたアプリケーションの起動だけでなく、開いているウィンドウを一気に閉じたり、iTunes の特定の Playlist を再生も可能です。もっと AppleScript が使えたら自分でいろいろ試せると思いますが、残念ながら力不足。けど、少しだけでもスニペットにしておくだけでも作業効率は上がりますよ。
ExpanDrive
2009年2月2日 11:40 pmExpanDrive Dropboxの魅力は一言で表すことが出来ないですが、ひとつの魅力はクラウド上にあるデータに Finder と同じ感覚でアクセス出来る点にあります。この感覚を FTP / SFTP 用アプリケーションで再現しているのが ExpanDrive です。設定後はサイドバーとメニューバーに表示され、まるで外付け HDD のときと同じようにファイルにアクセス出来ます。直接ファイルを開いて編集・更新も出来ますし、プレビューも表示されます。 うれしいのが、選択したファイルを指定アプリのアイコンにドラッグ & ドロップしたら開くという Finder でお馴染みの操作が出来るところです。サーバー上に保管してある PDF をその場で Quick Look も出来ますし、Cover Flow で観覧することも出来ます。 詳細な操作が必要な際は別アプリケーションのほうが良いかもしれませんが、ちょっとした作業をすぐに済ませたい場合は ExpanDrive は重宝します。39.95ドルと有料ですが、日本語にも対応しているので、すぐに使いこなせるようになると思います。Windows用で似たようなのが欲しいという方は SftpDrive をどうぞ。
