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Bandcampが提案する今時の音楽販売

2010年1月29日 12:25 pm

Bandcampというサイトはデジタルミュージックだけでなく CD/レコードの販売を始めました。今だから出来る音楽販売の提案をしているサービスのひとつです。

U2 360° 関連情報まとめ

2009年10月26日 4:14 pm

96,000人を動員した 10月25日の U2 コンサートは YouTube でライブ中継されました。U2好きでなかったとしても一見の価値があったイベントだったと思います。音楽を楽しむだけでもよかったのですが、仕事柄どうやってこのコンサートを実現したのか気になってしまいますね。コンサート中に Twitter でも幾つか情報発信していましたが、そこで公開しなかった情報も含めてこちらに一挙公開。いろいろな意味ですごいコンサートでした。 YouTubeでコンサート映像 今日の中継を逃した方は別の日の映像なら見れます 1 2 3 U2 360 tour: Stadium in the round 中央ステージの外観。きちんと組み立て式になっているので世界各地に運搬出来るようになっているそうです。とにかくデカイ U2 360º Los Angeles Stage Google Earth向けの 3D モデル。Rose Bowl スタジアムにあの巨大なセットを置いてみることが出来ます Barco: A 360° Experience ステージ中央にある巨大な可変式 LED スクリーンは北京オリンピックのスクリーンを提供した Barco 製です。サイトにはメイキング映像もあります LED screen gives 360-degree coverage for U2 spectacular スクリーンの驚異的な仕様。六角形のパネルが巧みに動いて独特な映像を作り出しています。16bitカラーで 500,000 ピクセルのビデオを表示することが出来るそうです Hoberman Associates スクリーンを開発したのは Barco ですが、デザインを担当した方が Chuck Hoberman。彼は Transforming Sphere を発明した方としても知られています Willie Williams セットデザイナーの Web サイト Mark Fisher セットデザイナー。Williams氏と同様 U2 とよくコラボレーションしています PRG 照明を提供したのはこの企業。プレスリリース Jake Berry By The Numbers プロダクションデザイナーが語る U2 コンサートの裏舞台。ちなみに彼は Rolling Stones も手がけてますね U2 360° Tour 2009 Flickr で高画質なものも含め2万近くのコンサート写真を見ることが出来ます ONE on the road with U2 貧困撲滅のため様々な運動を行っている ONE

トレント・レズナー流マーケティング論

2009年7月22日 1:09 pm

Nine Inch Nails の Trent Reznor といえば、オンラインを活用した様々な活動を数年前から積極的に行っているアーティストのひとり。ウェブサイトもちょっとした SNS になっていますし、以前からネット上で新アルバムの無料配信、GarageBand ファイル形式で楽曲を公開、400GBのコンサートのHD映像を BitTorrent で公開といった様々な活動をしています。 レコードレーベルに対して強い意見を持っている方としても知られていますね。 そんな彼が公式フォーラムに降臨。「my thoughts on what to do as a new / unknown artist」というタイトルで無名アーティストへのアドバイスを幾つか書いています。彼の経験とリスナー/ファンの変化に敏感に反応して活動している彼らしい言葉が幾つかあります。アーティストに向けているとはいえ、他の分野にもいえることが多いです。 このスレッドでは、たくさんのコメントも寄せられており、彼も加筆して詳しい説明をしています。以下にその要約を書いておきます。 スターになりたい人へ U2 や Coldplay のようなスーパースターになりたければ、大手レコードレーベルとの契約は必須だし従来のマーケィングに頼らなければならない。ただし自分のクリエイティブコントロールや収入経路は制限されるだろう 曲で儲けることを考えるな 素晴らしい曲を安値で作ることは今は可能。作った曲を少しでもたくさんのリスナーに無料で届ける手段を見つけること。結局のところ口コミがすべてだ 配信経路を確保 TopSpinのようなサイトはお勧め。配布する音楽は高音質のMP3で、もちろん DRM は必要ない 配信を通じてメールアドレスを確保し、自分の顧客データベースを作ること。ロイアリティの高い彼等にはプレミアムパッケージや限定版を販売すると良いだろう。手作りにしたりサインを入れたりしてスペシャルなものにし、自分がファンなら絶対欲しいと思うものを作ること。楽曲もさらに良い音質のものを低価格で販売したり、Tシャツやポスターの販売も良い TopSpin だけでなく Fulfillment by Amazon Program や TuneCore も良い配信経路だ 音楽は無料である 信じるも信じないもそれが事実。どんな音楽もクリックしたら手に入る時代 ファイルシェアではなく、君から直接音楽を手に入れる方法を提供することが重要 公式サイトを作る まずは MySpace でも良い Flash は不要。長いローディングやイントロも省く 君の音楽が簡単に聞けるためのシンプルなナビゲーションにする ブログでも写真でも何でも良いから頻繁にコンテンツを更新する 人が集まり出したら掲示板などコミュニティ機能を実装する Flickr, YouTube, Vimeo, SoundCloud, Twitter などを利用して自分の音楽をアピール 新しいスキルセット ニューメディアの使い方やオンライン上でのコミュニケーションを身につける インディーアーティストに必要なスキル 分からなければ、誰かに頼んだり、質問をする 最も必要なもの 自分のしていることを信じること 練習、練習、練習 自分の声を見つけて磨きをかける

Discovery – LP

2009年7月9日 12:44 am

LPDiscovery Discoveryという名前にピンと来なくても Vampire Weekend (VW) の Rostam Batmanglij と Ra Ra Riot (RRR) の Wes Miles のユニットと言えば、ちょっと聞いてみようと思う方もいるのではないでしょうか。VR、RRR 共に 2008年にアルバムをリリースしており、共に良作でした。私はどちらかというと RRR のほうが好みだったりしますが。今熱いニューヨーク出身のインディロックバンドのコラボといえば聞きたくなるではありませんか。 ただ、両バンドの音楽が好きな方がそのままのイメージを抱きながら聞くと、びっくりするかもしれません。アルバムは全編シンセサイザー、ノイズ、そして Auto-Tune (日本語ではロボットボイスとでも言うのだろうか) のボーカルで構成されており、いかにも今風の雰囲気です。曲によってヒップホップや R&B のようなメロディもあります。Jackson 5 の「I Want You Back」のカバーが、ある意味アルバムを象徴している曲といえます。RRR のアルバムに収録されている「Can You Tell?」のセルフカバーも違ったテイストになっていい感じです。 実験的なエレクトロポップという印象のこのアルバム。多少一貫性はありますし、試み自体はおもしろいのですが、次から次へと流行のスタイルを借用したメロディーが流れてくる印象があり、彼等がやっているというオリジナリティはあまり感じられないかも。特に Auto-Tune は使い古された感もあるので、去年ならまだしも今年にこれはないかなという気もします。 その他大勢のアーティストが行うサイドプロジェクトもそうですが、彼等が楽しんで自分たちのために作ったのでしょうね。この経験がそれぞれのバンドの次のアルバムにどう影響するのか楽しみです。

Everything That Happens Will Happen Today

2008年8月18日 7:23 pm

Everything That Happens Will Happen Today David Byrne & Brian Eno 元 Talking Heads の David Byrne と、Brian Eno のコラボアルバム。この2人は 1981年に「My Life in the Bush of Ghosts」というアルバムを出しているので、今回は実に四半世紀ぶりになります。常に先を行く音楽を作り続けている2人ですが、今アルバムは配信方法も先進的です。 アルバム (CD) 自体は 11月30日 にリリースされますが、デジタル版をオンラインで先行購入出来ます。アルバムに収録されている「Strange Overtones」は無料でダウンロードすることが出来ますし、全曲ストリーミングで聞くことも可能。320kbps の高ビットレートで、もちろん DRM はありません。MP3だけでなく、音質の劣化がないといわれているオープンソースフォーマット FLAC 形式でもダウンロード可能です。デジタルダウンロードは 1000円ほどで買えますが、300円足せば CD 付きで購入することが出来ます。会員になる必要がありますが、CD購入を選んだ方でもすぐにデジタル版はダウンロード出来ますし、PayPal アカウントを持っている方はそちらから購入することも出来ます。 アルバムのデザインは Stefan Sagmeister が手がけているという点も注目ですね。デラックス版は 70ドルと高いですが、いろいろ特典が付いています。今回、大手レコードレーベルは一切関わっていないそうで、CDのほうもインディペンデントの業者が関わるとのこと。 こうした配信方法は Radiohead が去年リリースした「In Rainbows」が記憶に新しいですが、またビックネームアーティストが独自のチャンネルで DRM フリーの音楽を配信しているという点で注目です。「In Rainbows」もそうでしたが、「Everything That Happens Will Happen Today」は作品として素晴らしいです。作品に対する自信の現れがこうした配信方法を選ぶきっかけになっているのでしょうか。 配信方法に話題が先に行ってしまいがちですが、Brian Eno が作り出す奥行きのある世界観に David Bryne のボーカルがうまく融合されていますね。デジタル音楽であるものの、暖かみを感じるのはさすが Eno ミュージックといったところでしょうか。デジタル化が進んだ現代社会において、人がどのように生活し生きて行くのかというメッセージが歌詞からもメロディーからも伝わってきます。2人のファンにとってお勧めのアルバムですが、まだ聞いたことない方にとっても興味深いアルバムだと思います。 iTunes Store にせよ Amazon MP3 Store にせよ海外の音楽シーンでは DRM フリーが当たり前になりつつあります。何台ものパソコンで音楽を聴くなんてそうはないから DRM はそれほど気になりませんが、気持ち的に楽ですし、友達に気軽に音楽をお勧めすることが出来るのが良いですね。

About

東京在住の「デザインする人」長谷川恭久の個人サイトです。

2008年2月より、新しい CMS を利用して再スタートしました。以前の記事はこちらのエントリーリストを。そして、たくさんの方に読まれた人気記事が読みたい方ははてなブックマークの注目エントリーを参考にしてください。

Feedbacks
  • nonko: とても参考になりました。 あとは実践のみ!! 《成せばなる?!》かな??? おじけずにスタート目標日を決めて 走り出そうと思っています。   ありがとうございます。
  • nonko: まだまだ未熟な読者ですが… まずは《やってみる》とゆうチャレンジの気持ちを湧き立たせて戴 けたようで 少しワクワク♪♪♪しています
  • 百十番: >その価値をいかにマネタイズするのかが今後の課題ですが 、 この話は、もう10年以上語られていますが今だに巧妙は見えず、 ジャーナリズムの衰退には逆に拍車が掛かっていると思います。 >硬派な分野では...
  • ヤスヒサ: @techforlearning 教育とソーシャルメディアの相性は良さそうですね。日本ではブー ムがすっかり去ってしまった Second Life ですが、海外では遠く離れた学校間のコミュニケーションの場とし て...
  • techforlearning: こんにちは。いつもYasuhisaさんの示唆に満ちたエントリ 、勉強になっています。私は学校サイトの運営をしていることから 、WebsaYoutube, Twitter, Facebook,...