従来のようにサイトに有料エリアという囲い込んだ場所を築くモデルでは行き詰まる可能性があります。マイクロペイメント化、プラットフォーム化、そしてプレミアム化を再考して有料化への模索が必要になります。
新聞
新聞サイトの有料サービスの糸口
2010年7月27日 3:30 amロイターが新聞向けに視覚化サービスを開始
2010年3月24日 5:23 pmカスタム情報を新聞社に提供する Reuters Financial Infographicsは、「新聞サイトはサービスプロバイダーへ」という言葉を具体化したサービスといえます。
新聞サイトのコンテンツと広告領域
2010年3月8日 11:34 am広告領域とニュースコンテンツのバランスを保つのは難しい課題です。広告モデルはこれからも残る重要な収入源ですが、それ以外の方法としてサービスプロバイダーの感覚を養うことで新たな可能性を示せそうです。
ウェブらしい新聞サイトのあり方とは
2010年2月25日 4:50 amWebと紙は情報の見せ方も活かし方も異なりますが、Web サイトで情報配信するにおいて、情報の充実だけでなく、利用者(読者)への配慮とサービスの充実が今後ますます重要になっていきます。
私的今年のベストWebサイト
2009年12月10日 6:22 pm今年もたくさんのサイトを見てきたわけですが、個人的に最もインパクトがあったのが Boston Globe が運営する写真ブログ「The Big Picture」。Twitterでいろいろなサイトを紹介していますが、かなりの頻度で The Big Picture を紹介しました。写真 (コンテンツ) が素晴らしいのは当然ですが、他にも注目する点は幾つかあります。 このサイトは Boston Globe という 100年以上続く新聞社が運営しています。他の新聞社と同様、発行部数は大幅に落ちており非常に厳しい状況に陥っています。そういった状況ではありますが、Web版 Boston.comは豊富なコンテンツと50を超えるブログを運営するなど積極的に Web を活用しています。紙という形でなくてもジャーナリズムと地域情報を配信する手段があるわけですから、捕われずに挑戦しているのが伺えます。こうした豊富なコンテンツの中のひとつとして The Big Picture があります。 The Big Picture は、Boston Globe が利用許可を得ている AP、Reuters、Getty Images の写真を中心に掲載しています。サイト名のとおり高解像度の写真が特徴でノートパソコンくらいの大きさであればスクリーン全体に美しい写真が映し出されます。写真が観覧出来るサイトは数多く存在しますが、The Big Picture ほどの大きさで見れるサイトはまれです。提供元サイトで見れる写真よりはるかに大きいですし、ニュースサイトがこうした形で写真を掲載しているのも意味がある試みです。写真の良さを最大限に引き出すシンプルな方法を用いていますが、これが意外と出来ていないというか出来ないというか。 The Big Picture のような写真の見せ方は今はひとつのフォーマットとして定着しはじめており、ZACK 990 という WordPress テーマもあります。 また、オープンな点も見逃せません。ほぼすべての記事で 100 以上のコメントが付けられており、読者同士の建設的な会話がなされています(ある程度のモデレーションもあるのでしょうね)。メールで記事を送るだけでなく、様々なソーシャルサイトへの共有オプションも実装されています。ちょっと嬉しいコンテンツとして、記事の最後の関連サイトやサービスへのリンクも用意されている点。Wikipedia, Google Maps, New York Times など、読者にとって役立つという視点でリストされています。 良いコンテンツをシンプルな形で活かし、今の Web 利用者に合わせて作られたこのサイトは、現在 16 万以上の Google Reader 登録がある人気サイトになりました。ブックマークや Twitter をはじめとしたソーシャルメディア経由のアクセスを含むと相当のアクセス数だと思います。単なる写真サイトというラベリングで片付けることが出来ないのが The Big Picture ではないでしょうか。運営している Boston Globe の今後が不透明ですが、素晴らしいサイトなので今後も続いて欲しいサイトですね。
