Keywordプレゼン

Macを使った情報フィルターの考え方について話しました

2008年10月3日 5:09 pm

11月に開催される Web Directions East の主催イベントで「Webデザイナーが知っておきたい情報ワークフロー」というタイトルのプレゼンをしました。お忙しい中、見に来ていただいた方々に感謝です。今回は実験的な意味も含めていつもよりトーンを強めて話をしてみました。これが良かったのか悪かったのか分からないですけど、次へ繋げるためにもいろいろ試してみようかなと思う今日この頃です。 情報過多と言われているウェブは、実はというとフィルタが破綻しているだけであるという仮説の基に話を進めていた今回のプレゼン。ツールや自分なりのワークスタイルを明確にして自分のフィルタを作っていこうという内容でした。お勧めのツールを紹介したいという思いもありつつも、ツールに合わせるのではなく、自分に合ったツールを見つけてほしいという思いがあったので、良いアプリケーションの見分けるコツを紹介するに止めました。この部分は賛否両論だと思いますが、プレゼンの後に続けて考えてほしいという意味ではアリなのかなと思います。 いつものことですが、スライドは無料でCreative Commons 表示-非営利-継承 2.1 日本というライセンスで公開されています。リンク付きの PDF なので関連サイトなどじっくり見たい方はぜひどうぞ。 information-flow.zip (Zip圧縮 25.9MB) プレゼンに使うビジュアルはストックフォトをはじめ、すでにあるものを再利用することが多いですが、時には自分で写真を撮影したりイラストを作ることがあります。今回はフィルタのアイコンを作りましたが、こちらを公開します。PNG形式なのでいろいろな背景に馴染むと思います。こちらはライセンスなしの完全無料なので商用でも何でも使っていただいても大丈夫です。

10月は3カ所で講演します

2008年9月24日 3:03 pm

特定のトピックに縛られることなく、いろいろな形でプレゼンが出来るのは嬉しいですが、気付いたら 10月は三カ所で話すという忙しい月になってしまいました。ワークショップ後のはじめてのプレゼンになるので、成果を発揮出来たら良いのですが・・・。 WDEとのジョイントイベント 10月1日 19:00 @アップルストア銀座 11月に開催される Web Directions East の協力で「Webデザイナーが知っておきたい情報ワークフロー」というタイトルで話をします。Macに特化したものが多くなりますが、それ以外を使っている方も参考になる話も盛り込んであります パソナテックカンファレンス 2008 10月11日 16:00 @秋葉原UDXギャラリー 「Webに携わるみんなの未来を考える」という壮大なトピックでえふしんさんと対談します。少々大げさではありますが、以前やったふしんさんとの対談の続きのような感じになるかと思います。自分たち以外の方の意見も取り込めたら良いのですが、どうなるやら・・・。 セマンティックWebってなんだろう?「?」を「!」に変えてみる会議 10月18日 13:00 @デジタルハリウッド大学 WebSig会議に参戦です。「あなたが創るセマンティックウェブ」という題名で話します。セマンティックウェブに関して技術的側面から詳しく解説したり、ノウハウを提供出来る方は僕以外にたくさんいると思います。技術ではない視点から初心者でも分かるようなセマンティックウェブの全体像を語る今回のセッション。自分らしい表現が出来たら良いなと思っています。個人的に第二部のワークショップが楽しみです。

プレゼンワークショップを開催しました

2008年9月1日 3:04 am

あまりイベントを企画するということをしない私ですが、先日 bookslooe の坂本さんとの共催で「プレゼンテーション」をテーマにワークショップを開催しました。話す側と聞く側に分かれているセミナーではなく、ワークショップ形式で何かしたいよねという坂本さんの発案からスタートした今回の企画。何か有益な情報を得たか得てないかという表層的なものではなく、アイデアを共有したときに何がおこるのかという雰囲気やエネルギーに興味があったのでワークショップは以前からやってみたかったです。ミツエーリンクスさんのご協力も得て、設備も揃ったセミナールームで広々とワークショップを行うことが出来ました。 ワークショップは来ている方も能動的なアクションを必要とするのと、プレゼンの経験がないとなかなか発表し難いだろうということで、今回は告知をほとんどしない招待制をとりました。初めての試みで不安もあったわけですが、今回来ていただいた参加者の方のフィードバックを元にして再び同じトピックでワークショップをすると思います。 「魅力的で情報を効果的に伝えることができるプレゼンを定義しよう」というテーマで行われた 3 時間のワークショップ。プレゼンと一言でいっても、大きく「プラニング」「スライド」そして「スピーチ」の三つに分かれています。そこで、それぞれの要素に区分けしながら具体的な問題定義をしていきました。問題定義の後に実際どのようにすれば良いのか解決策を模索し、全員で共有という流れでワークショップを行いました。以前、伊藤賢さんのワークショップを受けたときに、個人ワークとグループワークをうまく組み合わせていたりと、彼の進め方は今回するのに参考になりました。 数多くの解決策や提案が出されましたが、結果的に 16 の項目に絞られました。以下が今ワークショップで出た「魅力的で情報を効果的に伝えることができるプレゼンにするための 16 のチェックポイント」です。 たくさん練習をする 出来れば録音や録画して復習する トイレの中でリハーサル 狭くて声も漏れないので安心して出来る。鏡があれば自分を見ながら出来る キャラを作る 恥ずかしくならないためのひとつの方法 コミュニケーションをとる 一方通行にならない。プレゼンを単調にしないように途中に盛り込む 自信がなければしない 時には「No」と言えることも大事 陽気になる 気持ちを伝えるのが情報を伝えることより大切なこともある 余裕をもつ スケジュールだけでなく自分自身にもいえる サクラを作る 質疑応答の際に知っている人に質問してもらう 事前に質問を集めておく 質疑応答の際に誰も出てこなかった際に便利なだけでなく、ターゲットが明確になる 制約をもつ スライドの枚数など制限を築くことで工夫が生まれる 自分にゴールをつくる モチベーション向上のため メインポイントを連呼 最初と最後にポイントを話すサンドイッチ方式からまずスタート 内輪ネタを言わない 一部の方にしか共感が得られないものは、逆に冷めてしまう 無理に笑わせようとしない 笑いに頼ってしまわない 共感をもってもらう この場で何かを学んだということだけではなく、この日から何かしようという気持ちになってもらう 3時間という長丁場でしたが、最後は時間が足りなくてチェックポイントを練る時間が少なかったのが今回の反省点のひとつですね。しかし、参加者の方がプレゼンの課題点が書かれたポストイットノートを壁に貼付けていたときは、「おぉ何からしくなってきたな」と感動してしまいました。参加していただいた方のモチベーションの高さとアウトプット力に感謝ですし、それに助けられたところは多かったですね。次回に繋げるためにも高いモチベーションを維持するのと時間管理が課題になりますね。 ワークショップの成果を残すという意味でも、深く掘り下げて行きたかったという思いはありますが、プロセスがとても重要だなと感じました。いつも何となく考えていることをワークショップという場で実際アウトプットしてみたり、他の方と話をすることで出てくる意見やアイデアもあります。「共感を得てもらうプレゼンをしよう」という意見がワークショップ中に何度も出てきましたが、ワークショップのプロセスも共感があるからこそ、次のステージに上がれるのではないかと感じました。 プレゼンだけでなく他のテーマでもワークショップのアイデアはあるので、また機会を作ってやろうと思います。次回はこのサイトでも告知すると思いますので、そのときはよろしく。

デザインにもあるアジャイルプロセス

2008年8月27日 12:49 am

プログラマでインタラクションデザイナーとしても知られている Alan Cooper。日本でも「About Face 3 インタラクションデザインの極意」という書籍が最近出ました。そんな彼が最近 Agile 2008 というプログラマー向けのカンファレンスで基調講演をしたそうです。「The Wisdom of Experience」という名のプレゼンでスライドも観覧することが出来ます。 行程を分割し、成果物を明確に定義した後で次のフェイズへ移る「ウォーターフォール型」の開発では柔軟性に欠け、結果的にコストの増加やデザインの失敗に繋がると指摘。アイデア/企画フェイズからデザイン、設計、構築という大まかな流れは従来のウォーターフォール形式を継承するものの、それぞれのフェイズは重なり合うことで、コラボレーションが生まれます。構築はシンプルだったとしても、複雑な問題を解決しなければならない場合も少なくありません。効率よく構築してコスト削減するためにも、企画と構築は少人数で、デザインと設計は可能な限りアジャイル環境で進めて行く必要があると Cooper 氏は言います。 アジャイル開発のメリットはプロセスをより透明化 (文書化とは違う) を必要にする点にあると思います。開発プロセスをクライアントを共有することで、開発のどの部分が難しく、決定を迫られているのか明確になるでしょう。単に見た目を美しくするだけにフォーカスするのではなく、何がソリューションになるのか考える機会を与えてくれます。 「Programming is post-industrial (プログラミングは脱工業社会である)」と Copper 氏はプレゼンスライドに書いていますが、ウェブサイトを作ることそのものが脱工業的だと思いますし、今は違ったとしても次第にそうならざる終えなくなってくると思います。そのひとつの答えとなるワークフローにアジャイルはあるのでしょうね。 微調整を繰り返しながら構築へと進めることが出来るアジャイル環境ですが、技術的な部分を考慮して設計すれば構築出来るというわけではありません。予測が付かなくて時に主観的になる人間の行動や態度を考慮することで、はじめて良いソフトウェアが生まれます。人の行動をすべて予測してそれを製品に反映することは不可能ですが、どういった人に向けて作っているのかをメンバーで共有するためのツールは既に幾つかあります。そのひとつがペルソナであるでしょうし、プロトタイプを作ることもそうです。こうした技術と人を繋げるためのツールを利用していくことが、構築に携わるプログラマーや、クライアントに明確なビジョンを伝えるマネージャー/ディレクターとのコミュニケーションを円滑なものにしますし、コラボレーションが一層しやすくなるでしょう。 大変参考になるスライドでしたが、さらに興味深かったのが Coopers 氏のプレゼンは、スピーチではなく一字一句ノートを読みながら話したそうです。インタラクションデザイナーとして知られてる Coopers 氏が、参加者がほぼ 100% プログラマーのカンファレンスで基調講演。プログラマーの間では浸透してきているアジャイル開発がデザインにも言えることであるということを『部外者』が伝えるということでミスを許したくなかったそうです。彼の責任感と情報を伝えるという視点が伝わってきますね。 関連記事 Subject to Change 今必要とされている『IT』 デザイナーといってもいろいろです

青森でウェブマーケティングの話をしました

2008年7月26日 2:12 pm

この記事は「青森で3度目のセミナーをします」の続きにあたります。 今回は見事に岩手・宮城内陸地震に遭遇してしまったわけですが、無事にセミナーを終え帰宅することが出来ました。今回は青森県庁が主催しているウェブマーケティングセミナーのシリーズ第1回目で「ウェブという媒体を理解した情報発信とネットワーク作り」という題名で話をしました。第一回目ということで、「そもそもウェブマーケティングって何ですか」という部分を中心にイントロダクションのようなプレゼンを構築しました。 もちろん、ウェブマーケティングを解体していくと、様々な系統やアプローチが存在するので、それこそキリがない話ですが、今回はウェブでしか出来ない事、ウェブだからする価値があるマーケティングは何なのかを紹介しました。ウェブは大企業であったり媒体を持ってなければ人々にリーチ出来ないというわけではありません。小規模だから出来る事、有利なことも幾つかあります。 このサイトでも書いてきたことではありますが、ウェブの長所と短所を理解することで、そのポテンシャルを引き出すことが出来ると思います。特に利用者・顧客との関わり方は紙媒体や TV よりリアルでスピードを求められているような気がします。ウェブというバーチャルスペースにも関わらず、よりリアルな関係性を築く必要があるのは何となく矛盾した言い回しのように聞こえますが、ウェブマーケティングでもサイトを構築するときも共通して大事なところだと思います。ノウハウとはまた違うレイヤーではありますが、知っておきたい部分ではあります。 セミナー後と次の日は A+デジのメンバーをはじめ青森でウェブサイト制作をしている方達と食事をしました。ネットではコミュニケーションをとっている方もいますが、こうして会って話をする機会というのは貴重ですね。セミナーはこちらの一方的なので会話ではありませんし、懇親会以外でも会うというのも気楽で楽しいものです。 このサイトで告知したということもあり、セミナーではウェブサイト構築に携わる方も少なくなかったですが、それ以外の仕事に関わる方も多かったです。どうやったらうまく伝わるかという不安と課題はありましたが、同時に今までと違う方に向けてメッセージを伝えることが出来たので有意義な時間となりました。もし興味がある方はスライドをご覧くださいませ。 長谷川恭久作の「ウェブという媒体を理解した情報発信とネットワーク作り」は、Creative Commons 表示-非営利-継承 2.1 日本というライセンスで公開されています。 スライド資料(Zipファイル 28.1MB)

About

東京在住の「デザインする人」長谷川恭久の個人サイトです。

2008年2月より、新しい CMS を利用して再スタートしました。以前の記事はこちらのエントリーリストを。そして、たくさんの方に読まれた人気記事が読みたい方ははてなブックマークの注目エントリーを参考にしてください。

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  • ヤスヒサ: @Toshiya ロゴデザインという意味で見ても Wikipedia のは様々な意味が含まれていて興味深いですし、世界=Web という関係性が上手に表現されているような気がします。そして、 コミュニティも...
  • Toshiya: 狭義の利用者に、でなく、Contributor にどういう Contribute をしてほしいのかの期待値をメタファを使って最大限に巧く示した 例として、Wikipedia があると思います。...
  • ぬくえ: こんにちわ。青森県出身の世田谷区在住のぬくえと申します。 是非、関東でも開催してください!!! web等々は全くの無知ですが、仲間と「地域活性化」を目指して います。 20年来の仲間が最近出会った人に思える事があります…...
  • CalmTech: ご回答ありがとうございました。 全体像の視覚化がわかりやすく、自分でも考えてみたいと思いまし た。 ユーザーの変化を促す要素のうち、特に人間味というのが納得でき ました。...
  • ヤスヒサ: @dtc-design イベントのハンドリングなどありがとうございました。講師に集中 出来たのも運営側のケアがあったからこそだと思います。ありがと うございました。 日本語という言語を共有していたとしても、同じ業界で働...