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Pixelmator 1.5

2009年9月9日 11:07 pm

Pixelmator 1.5 以前からお勧めソフトとしてセミナーなどで紹介していた Pixelmator。仕事に使えるというよりかは、Photoshop Element の代りになるくらいの位置づけでしたが、先日リリースされた 1.5 でその考えを改めなければならないと思いました。 Webサイト制作をしている方にとって今バージョンで最も大きなニュースは「Web用に書き出す」と「スライス」機能が追加された点にあります。以前から JPG や GIF への書き出しは可能でしたが、画質設定をリアルタイムで見ながら確認出来るようになりました。また、全バージョンに比べると圧縮の仕方もよくなったような気がします。スライスも Photoshop と同じような感覚で区分け出来ますし、その場で画質設定もすることが出来ます。 Pixelmator を使って感じるのが Photoshop の使い勝手が必ずしもベストではないと気付かせてくれる点にあります。Web用に書き出すにしても、Photoshopであれば別ウィンドウが表示されるのを待つ必要がありますが、Pixelmator は作業をしているウィンドウのままでスライスごとの画質設定を行えます。選択しているツールのアイコンが大きくなったり、取り消しなどのアクションをさりげなくアラートしてくれるなどちょっとした工夫がたくさんあります。 フィルタもそうですが、別のウィンドウが立ち上がって仕事の流れを変えることなくリアルタイムで結果が表示されるのは嬉しいですね。アプリケーションの起動も含めて動作が機敏なのはネイティブの Cocoa アプリだからなのでしょう。iPhoto や iSight から直接画像を取り込めるのも Mac らしいところです。 今までは Photoshop Element キラーになるかも・・・と言っていましたが、1.5 の登場により Photoshop のライバルになる気がしてきました。値段は Photoshop の 1/10 で、最低限の機能が出揃っているのは脅威ですね。PSDの読み込み・書き出しは出来ますが、他の Adobe 製品と連携があるわけでもないですし、機能の数も全然違います。しかし、仕事をするソフトで重要とされるスピードと安定性が最近の Adobe 製品には欠けています。どの部分を重視するかによりますが、Pixelmator は今後ひとつの選択肢になりそうです。 メニューはすべて日本語なので一度試してみてはいかがでしょうか。起動して写真を開いて、フィルタを使うだけでもビックリすることが多いと思いますよ。

Grapeを使って散らかったデスクトップを整理

2009年4月17日 6:13 pm

Canvas for OneNoteの感覚的な情報整理というエントリーで、自動ではなく手動による情報整理の可能性を紹介しました。Canvas は、OneNote 限定ですが、BumpTopのようにデスクトップ上のファイルを手動で整理出来るアプリケーションもあります。BumpTop のような3Dにすることで、ファイルを配置する平面がさらに3つ増えます。マウスで操作するには少々効率が悪いですが、機械的なソートでは整理出来ない情報整理の提案しています。 こうした手動による情報整理が出来るソフトで最近見つけたのが Grape です。Mac OSX で動作するこのアプリケーションを使えば、仮想のデスクトップ上でファイルを自由に整理・検索が出来るようになります。手動と自動によるファイル整理をバランスよく行えるという意味でお勧めです。 仮想デスクトップの広さはスクリーンサイズに制限されているわけではなく、自由にファイルを配置出来ます。ズームを使って全体を見渡すだけでなく、特定のグループを詳しく見ることも可能。PDFであれば、その場でページをめくることも出来ます。アイコンの大きさを変えて強弱を付けたり、グループに名前を付けたりと自分なりのアレンジをしてファイルを整理。BumpTop のように重ねて置いておけますし、ショートカットできれいに配列表示に切り替えることも出来ます。 僕のデスクトップは殺風景なほど、ファイルが置かれていないので Grape があまり役に立たないのですが、どうしてもデスクトップに置いておきたいファイルが多い方には使えそうです。マウスやキーボード以外を使ったコンピュータとのインタラクションが増えてきており、中には感覚的に操作が出来るのもあります。そうした操作が出来る場が増えると、情報の整理の仕方にもバラエティがさらに増えてくるでしょうね。Grape はそのひとつの例といえます。

SousChefでレシピ管理がしたい

2009年3月30日 9:44 am

MacHeist 3にはウェブサイト制作にや役立ちそうなアプリケーションが幾つかありますが、違う系統で興味をひいたのが SousChef というレシピ向けのアプリ。単にレシピを書き込んで整理するだけでなく、材料を買ったり作るときに便利な工夫が幾つかなされています。 レシピに書き込まれた材料の分量は人数分 (yield) を変更することで自動的に変化するようになっています。アメリカ製のアプリなので用意されている単位が oz や gallon と分かり難いですが、こうした単位も自分で加えたり、自分のオリジナルの単位も作ることが出来ます。ひとつの材料がなくても、他の材料でどうにかなる場合がありますが、代わりになる材料のリストもあらかじめ作っておくことが出来、料理の際はあるもの材料で作ることも簡単に出来そうです。 買い物の際は、作るレシピを「Grocery Lists」へドラッグ&ドロップすると、印刷可能な買い物リストを作ってくれます。ついでに料理とは別に必要なモノを追加することも出来ます。SousChefで管理しているレシピはウィンドウ右下にある「Share Online」をチェックすることで、他のユーザーと共有することが出来ます。共有されているレシピはアプリ内で検索可能で、Recipe Library へドラッグ&ドロップすれば自分のコレクションに加えることも出来ます。 このアプリで最も注目なのが、レシピのインポート機能。テキストのどの部分が「料理名」「ノート」「作り方」なのかを指定するだけで、レシピの指定の場所にデータが自動的に入力されるようになっています。ブラウザ上で直接指定が出来ないですが、一度、保存をしたあとに取り込みを行えば日本語でもかなりの精度でインポートしてくれます。 早速、たくさんのレシピを追加しようとしたものの、海外ソフトによくある日本語の問題がある模様です。直接インポートも出来ますし、文字化けも発生しないのですが、半角英数と日本語が入り交じった文章だと一部が消えてしまうバグがあります。つまり、材料リストは上記に書いたような人数分で分量の変更などの機能が使えません。MacHeist により英語圏以外の利用者も増えたと思いますので、これも将来は解決されるのではないかと思います(私は一応開発者にメールしておきましたが)。 まだまだ問題はあるものの、UIの良さも含め、これくらいよく出来たレシピアプリはなかなかないので、お試しで使ってみてはいかがでしょうか。

LittleSnapperで自分だけのサイトコレクション

2009年3月26日 1:41 pm

昨日から始まった Mac のシェアウェアキャンペーン MacHeist 3。今回も魅力的なソフトが幾つかありますが、購入を迷っている方のためにお勧めのソフトを幾つか紹介していきます。1,2つくらい欲しいのがあれば十分元はとれるので購入を検討してみてはいかがでしょう。 Webデザインをしている方なら LittleSnapper は入手しておきたいソフトのひとつです。スクリーンキャプチャが出来るソフトですが、特にウェブサイトのキャプチャするのに特化しています。私も今年のはじめから使い始めているのですが、今までコレクションする場所に困っていたスクリーンショットの数々が一カ所にまとまっていい感じです。 今見ているサイトをショートカットキーで撮ることが出来、ビューエリアだけでなくページ全体をキャプチャすることが出来るようになっています。キャプチャした際に自動的に URL を保管してくれるだけでなく、Webアーカイブとして保存もするので、万が一サイトが閉鎖したとしても後で確認出来るようにもなっています。ビルトインのブラウザからであれば縦に長い Flash サイトもすべてキャプチャすることが可能です。 基本的に iPhoto と同じなので、使ったことがある方は LittleSnapper は直感的に使えるのではないでしょうか。タグや星評価で自動的にフォルダ別けが出来ますし、ギャラリーのサムネイルの大きさの変更もスムーズです。 LittleSnapper はキャプチャした画像を「Type (種類)」に分類することが出来ます。例えば、スクリーンショット、写真、イラスト、iPhone など幾つか用意されています。任意ですが、タイプを別けておくと便利な場合もあります。LittleSnapper には簡易型の編集モードが用意されており、キャプチャ画像にマークを付けたり、文字を入れることが可能です。自分が作ったデザイン案のキャプチャを LittleSnapper へ取り込み、「Type (種類)」を「Mockup」に選択しておけば、スマートフォルダからまとめてデザイン案を見ることも出来ます。さらにタグで振り分けてモックアップのコレクションを細かく分類することも可能です。 現在、LittleSnapper では、選択した画像を FTP, SFTP, Flickr へ直接アップロードする機能も用意されています。また、独自に QuickSnapper というサービスも立ち上げており、ウェブ上で他のユーザーとスクリーンショットの共有も出来ます。LittleSnapperのライブラリは「Application Support」フォルダに1つにパッケージ化されていますが、この保管場所を変更することも出来ます。ファイルサイズがかなり大きくなるのでお勧めではありませんが、Dropbox 上にライブラリを設定して複数の Mac で共有することが出来ます。 他のソフトでも画像を管理するこは出来ますが、ウェブサイトのキャプチャに特化しているだけあり、その目的に合った素敵機能が幾つかあるのが特徴です。今年は LittleSnappr を使って積極的にウェブサイトのコレクションを作ってみてはいかがでしょうか。

Canvas for OneNoteの感覚的な情報整理

2009年3月16日 3:10 am

Office Labsでは、Microsoft Officeの使い方を変えるかもしれない興味深いプロトタイプを幾つか公開しています。映像や画像だけのコンセプトもありますが、実際ダウンロードして使うことが出来るのもあります。情報の見せ方でありそうでなかったものが、OneNote用のアドオンソフト「Canvas for OneNote」です。OneNoteで作成したすべての文書を一望することが出来ます。 漠然な全体像を把握することが出来るズームインターフェイスは、他のアプリケーションにも採用されているので、それ事体は珍しくないのですが、何を強調したいのかを自分で決めることが出来るという点が今までにあまり見かけなかった形でしょうか。情報を好きな場所に置くという観点では付箋ソフトがその代表ですが、それともまた少し違いますね。 情報の探し方も利用した日付から探し出すのみに絞られており、キーワードや文脈を使った検索がないのも特徴。今はまだプロトタイプなので、今後実装するのかもしれませんが、全体像のありかたを自分でコントロールすることに一環しているのが Canvas のコンセプトを強めていると思います。 OneNote は手描きでメモをとったり、様々な情報をクリッピングをすることを得意とするソフトウェア。アナログ的な行為が多いソフト用に、その感覚に近い情報の探し方を形にしたのが Canvas なのかもしれません。 自動的に情報を整理してもらったほうが楽なのですが、こうした手作業を要する情報整理もひとつの行き先なのではないかと Canvas を見て感じました。人の記憶の仕方は機械的ではありませんし個性があります。その人の感性を情報として保管するには単なるフォルダ別けでは不十分です。また、最も効率がよい見せ方がイコールとして使えるインターフェイスとは言えません。シンプルなプロトタイプですが、Canvas は良いスポットを突いていると思います。

About

東京在住の「デザインする人」長谷川恭久の個人サイトです。

2008年2月より、新しい CMS を利用して再スタートしました。以前の記事はこちらのエントリーリストを。そして、たくさんの方に読まれた人気記事が読みたい方ははてなブックマークの注目エントリーを参考にしてください。

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  • Toshiya: 狭義の利用者に、でなく、Contributor にどういう Contribute をしてほしいのかの期待値をメタファを使って最大限に巧く示した 例として、Wikipedia があると思います。...
  • ぬくえ: こんにちわ。青森県出身の世田谷区在住のぬくえと申します。 是非、関東でも開催してください!!! web等々は全くの無知ですが、仲間と「地域活性化」を目指して います。 20年来の仲間が最近出会った人に思える事があります…...
  • CalmTech: ご回答ありがとうございました。 全体像の視覚化がわかりやすく、自分でも考えてみたいと思いまし た。 ユーザーの変化を促す要素のうち、特に人間味というのが納得でき ました。...
  • ヤスヒサ: @dtc-design イベントのハンドリングなどありがとうございました。講師に集中 出来たのも運営側のケアがあったからこそだと思います。ありがと うございました。 日本語という言語を共有していたとしても、同じ業界で働...