Keywordサービス

今だから出来る新しい紙媒体向けサービス

2010年2月22日 3:56 am

書籍、雑誌そして新聞まで低価格で配信が可能になってきました。従来のビジネスモデルに固辞することなく、新たな顧客層にリーチしているサービスが増えているのが今の印刷業界の姿です。

好みを出さないレコメンデーションが欲しい

2009年8月4日 2:36 pm

去年あたりからレコメンデーション系のサービスが目に付くようになりました。音楽だとPandora、TasteKid、echonest。映像だとJinni。書籍だとBookLamp。TwitterでもTwolloというサービスがあります。総合的なものだと The Filter がよく出来ているサービスのひとつです。それぞれ異なるアルゴリズムを持っているので特定は出来ませんが、レコメンデーションは以下のような要素が基本になっていると思います。 利用者の購買/使用/消費履歴 商品に対する評価 製品の属性/メタデータ 利用者のネットワーク サービスを利用する全員のデータ こうした要素を用いて提案されるレコメンデーションとは「あなたは○○が好きだから、きっと△△も好きですよ」「○○を買った人は△△も買っていますよ」といったものになります。自分の趣向に合ったものを提示するのもひとつのレコメンデーションではありますが、それだけがレコメンデーションの意味ではないと思います。「あなたが気に入るかどうか分からないけど□□はすごく良いですよ」「いつも○○買っているみたいだけど、実は□□も良いですよ」といった利用者の趣向とは離れたレコメンデーションもあります。 Last.fmを使っていると分かりますが、自分の好みの範囲だけでも新たな発見はいくらでもあります。しかし、そこには全く思いもよらない発見はありません。現在もショッピングサイトでは特集記事を掲載して「(読者の趣向に関係なく)□□を買うべき」といった切り口で紹介していますが、これも思いもよらない発見を作るひとつの糸口です。また、自分のソーシャルネットワーク (友達) から勧められた場合も思いもよらない発見に繋がることもあるでしょう。Web レコメンデーションシステムにはまだ思いのよらない発見は少ないと思います。 今までのようなストライクゾーンに投げてくるお勧めではなく、ストライクゾーンぎりぎりだったり、ストライクに近いボールを投げてくるお勧めも欲しいですし、ストライクゾーンを広げてくれるカーブボールも欲しいですね。 レコメンデーションが発達すると、自分に都合が良いものばかりになって発見がなくなると思っていたらそれは間違いで、たとえ自分の趣向に合っていなくても新たな発見へと導いてくれる場合があると思います。

利用者がサイトを去るときの感情

2009年6月11日 6:48 pm

アクセスしたウェブサイトから離脱する理由はいろいろあると思います。目的を達成したのであれば最高ですが、そうでない場合もあります。利用者がサイトを去る理由はサイトによって異なると思いますが、共通した思いを抱いていることもあります。ちょうど1年くらいの記事ですが「25 reasons users STOP using your product: An analysis of customer lifecycle」で、利用者がサイトを利用しなくなったときの感情や思いをリストアップしています。主にソーシャルサイトを意識したものになっていますが、ウェブサイト全般にもいえることで思い当たるところを以下にリストしてみました。 なぜこれが自分にとって価値があるのか分からない なかなか表示してくれない いろいろしたいわけじゃない 登録してまで利用したくない パスワード忘れてしまった そもそも何をしたら良いのか分からない アラートやメールがたくさん来て気が散る 知り合いが誰も使っていない どうも見た目がしっくり来ない 別のを既に使っているからいい 改善策としてインターフェイスやビジュアルの変更がなされる場合がありますが、それだけではソリューションとして成り立ちません。むしろ、上記に挙げたリストの中でインターフェイスを変えたら解決するものは少ないです。「価値があるのか分からない」といった思いは、少数のページを観覧したときだけでなく、使い込んだ後に出てくる可能性もあります。提供したいサービスや製品の伝え方のアプローチを変えてみるということは単に視覚部分だけでは解決出来ず、サイト (企業) そのものの姿勢の変化も必要なこともあります。 使う・使わないと感じる重要な要素に、利用者の環境があります。もし自分の知っている何人かが使っていれば使うでしょうし、信頼している人が「これ良いから見てみなよ」と勧めてくれれば思わず見てしまいます。逆に誰も使っていないということが使わない理由としても成り立ちますよね。僕の周りでも Mac を使わない理由が他に使っている人が周りにいないからといったことを耳にします。「使いやすいサイト」と言われているサイトはインターフェイスが優れているからということも理由のひとつですが、自分以外で使っている人がたくさんいることが使いやすいという感情を引き起こす場合もあります。分からなかったけど人に聞いて理解出来た、上手く使えたときの喜びを分かち合えた、自分が良いと感じるところを少ない言葉で共有出来る・・・そんなことが「使いやすい」という感情に集約されていることもあります。 上記に挙げたリストの他にもいろいろ感情はあるはずです。次、自分がサイトを訪れて離脱する際に、なぜ離脱をしたのかを問いかけるのはスタートですし、知り合いやクライアントにインタビューする際のネタにも使えそうです。

お勧めのオンラインコラボツールいろいろ

2009年4月13日 6:11 pm

基本的なコミュニケーションはメールやチャットといった文字情報のみで出来ますが、ビジュアルに関する考えを共有する場合、文字だけでは難しいです。スクリーンショットに手軽に情報を入れたり、スクリーンキャスト (動画) を作るツールが充実してきたので、ビジュアルを共有するのも難しくなくなってきました。絵を見せて意見を交換するというやりとりだけならメールでも難しくありません。しかし情報共有したり、共同作業をしたいと考えると、オンラインツールが最適です。今回はウェブサイト制作に役立つオンラインでコラボレーションを可能にするツールを幾つか紹介します。 Protonotes 以前builder.comの記事として紹介したことがありますね。ウェブサイトに JavaScript のコードを埋め込むだけで、どのサイトにも付箋を貼付けることが出来るサービス。使う側は会員登録やプラグインを必要としないお手軽感が良いです。 Stixy 付箋ツールだけでなく、ちょっとした To Do 管理も出来てしまうのが、Stixy。複数のボードの管理が出来るので案件ごとに分けて使うことも出来ます。詳しい使い方はマイコミジャーナルの記事を参照してください。 Wetpaint オンラインコラボといえば Wiki を連想しますが、手軽に高機能な Wiki を始めたいという方にお勧め。Wetpaintに関する概要はTechcrunchを参照してください。 Twiddla 付箋だけでなくドローイングツールや画像など表現するための豊富なパレットが揃っているのがこのサービス。チャット機能も実装されているので、リアルタイムに絵を見ながらディスカッションが出来るようになっています。 Thinkature Twiddlaほど機能はありませんが、シンプルなドローイングとチャットが実装されてるサービス。シンプルなインターフェイスで、より作業に集中しやすいイメージがします。 Vyew ウェブカンファレンスやオンラインセミナーもしたいという方はこのサービス。共同作業だけでなく、プレゼンテーションに役立つ機能も幾つか盛り込んでいます。類似サービスの値段を考えると、画期的なサービスだと思います。 Google Docs Wikiでなくても、Google Docs で共同作業が手軽に出来ます。更新履歴も分かりますし、GTalk でチャットもその場で出来るので、Google ユーザーが多い場合は良いチョイスです。

Twitterを使った社会活動

2008年12月3日 5:16 pm

様々な使い方や機能をあらかじめ提供している他サービスとは異なり、Twitterは大変シンプルなサービス。こうした機能を最小限に削ぎ落としたサービスは「こういうことが出来る」という明確な使い方が提示しにくい故、使い始めに苦労する場合もあります。明確な使い方がないのは同時に、工夫次第で使い方はいろいろあるわけです。英語圏で利用している方は多いので、リーチ出来る数も多いですし、ほぼリアルタイムでの対応が出来ることから、口コミやサポートのツールとして Twitter アカウントを持っている方も少なくありません。 また Twitter API を利用することで、具体的な使い方を提示出来るサービスをつくることも可能です。先月の Web Directions East で講演した Dan Cederholm も Twitter API を使って Foamee というサービスを立ち上げています。サービスの機能や仕様に利用者が合わせるのではなく、利用者の使い方にサービスが合わせることが出来る・・・この点が Twitter が成功しているひとつの点なのではないかと思います。 使い方次第でどうにでも『化ける』ことが出来る Twitter ですが、最近では社会活動の一環として Twitter を使うケースが出てきています。 Tweetsgivingは、10,000ドルの寄付金を Twitter を介して集めるというキャンペーン。発表後、一気に Twitter 内で広まり、tweetsgivingタグが付いたコメントは 3000以上にも上ったそうです。結果的に 48時間以内で目標金額を超えて大成功に終わりました。紹介されているブログの数も100を超えています。 edureliefはモンゴルの子供達の教育に力を入れている団体で 2006年から活動を行っています。Twitter Library Projectは、edurelefの1プロジェクトで、Twitter経由で集めたお金だけでモンゴルに図書館を建てるのが目標です。2,000ドルが達成金額で、まだまだ道のりは長いですが可能性を感じますね。募金も PayPalのようなマイクロペイメントシステムを手軽に導入出来るというのも重要な点です。海外では SMS を使ったバンキングサービスもあるので、Twitter のようなモビリティの高いサービスを利用した募金活動は有効なのかもしれません。 Facebook, Six Apart, Mixi と様々なサービスが『オープン化』を初めていますが、これによってどのようなサービスが生まれるのかが注目ですね。何でも出来る巨大なプラットフォームのようなサービスになってきたので、きめ細かなニーズはオープン化によって解決しようという流れなのでしょうか。その先駆けとしての例が今回のようなサイトなのかもしれません。利用者層を考慮して、それに合った技術を組み合わせれば、社会活動をはじめ様々なコミュニケーションが生まれるでしょう。

About

東京在住の「デザインする人」長谷川恭久の個人サイトです。

2008年2月より、新しい CMS を利用して再スタートしました。以前の記事はこちらのエントリーリストを。そして、たくさんの方に読まれた人気記事が読みたい方ははてなブックマークの注目エントリーを参考にしてください。

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  • 百十番: >その価値をいかにマネタイズするのかが今後の課題ですが 、 この話は、もう10年以上語られていますが今だに巧妙は見えず、 ジャーナリズムの衰退には逆に拍車が掛かっていると思います。 >硬派な分野では...
  • ヤスヒサ: @techforlearning 教育とソーシャルメディアの相性は良さそうですね。日本ではブー ムがすっかり去ってしまった Second Life ですが、海外では遠く離れた学校間のコミュニケーションの場とし て...
  • techforlearning: こんにちは。いつもYasuhisaさんの示唆に満ちたエントリ 、勉強になっています。私は学校サイトの運営をしていることから 、WebsaYoutube, Twitter, Facebook,...
  • just a reader: 元ネタからこのような意図でこのように改変します。というこの記 事そのものがよいレクチャーとなる記事です。できあがった結果よ りも、このように直すこともできますよという思考プロセス...
  • ヤスヒサ: @CalmTech プレゼンといってもスライドと喋りでワンセットなので、いろいろ な見せ方があると思いますし、今回紹介したのもそのうちのひとつ に過ぎないと思います。CalmTechさんが提案してい...