Keywordコンテンツ

コンテンツの質を上げるための第一歩

2010年1月25日 4:58 pm

Webサイトの評価は以前から数ではなく質で決まりました。それはソーシャルメディアが話題になっている今でも変わりありませんし、今だからより一層コンテンツの質の向上へ力を注がなければいけません。

ブログの価値を再確認する時期

2010年1月17日 12:31 pm

ブログは儲からないですが、他も同様です。儲かるか儲からないかを考えるまでに、ブログが一体どういったものなのかの理解が必要です。

Year in Review 2009

2009年12月31日 4:03 pm

Twitter をはじめたことにより、ブログが減ったという話をよく耳にします。私の場合も記事を書く数は去年より減りましたが、個々の記事のボリュームが増えた印象があります。これは、Twitter をはじめとした他の場で軽めのメッセージや記事が書けるようになったことで、この場所がより明確になったからかもしれません。2010年も引き続き、他ではあまり読めない情報を盛り込みながら「有名ではないけど知る人ぞ知るWebデザイナーのサイト」を目指して行きたいですね。 単純にアクセス数だと「UIデザインガイドラインのまとめ」や「今のデザイナーに必要な10のスキル」のようなキャッチーで分かりやすいタイトルの記事が人気ですが、アクセス数が個人的にお気に入りの記事というわけではありません。今年を振り返るという意味で、私が気に入っている記事や印象に残っている記事を紹介していきます。 私にとってテクニカルアートディレクターの意味 今後の方向性を示している記事のひとつ。ここがクリアになってくると Progressive Enhancement の意味が通じてくるでしょうし、新たな表現が生まれる原動力になると信じています Webサイト運営でしてはならない質問 「ユーザー中心の」とか「UX」とか小難しい言葉を使うのもアリなのですが、単純にはこういうことではないかという提案をした記事。コンテンツに関する話題はセミナーでも記事でも多数紹介しましたが、来年も幾つか執筆する予定です 404ページのデザイン提案 たかが1ページのデザインのことで膨大な文字数を消費してしまったのが反省点ですが、忘れがちなページをじっくり考えてみるという意味ではおもしろい試みだったと思います CSS Nite LP7 で IA に関する講演をしました 幸運なことに今年も何回か講演する機会がありましたが、今年のベストプレゼンは LP7 でした。回数を重ねるごとにスライドから文字が消えていっていますが、演出や話し方など、この講演でひとつ満足がいく形になったと思います。IAの話題を5時間以上聞いたあとに私の講演だったので疲れていた方もいらっしゃったと思いますが、違った切り口だったので楽しんでいただけたと思います トレント・レズナー流マーケティング論 今年の傾向としておもしろかったのが、あまりブックマークはされなくても Twitter 上で話題になってアクセスが増えたというケースが何回かありました。音楽を話題にしたこの記事もそうですね。ポッドキャストをしているときからミュージシャンのネットの使い方に注目していましたが、有名な方が言うのはインパクトありますね 企業がTwitterをするべきではない10の理由+ 日本でブレイクする直前に書いた記事。書いた当初は普通のアクセスだったのですが、そのあとロングテールでアクセスを稼いでいるのがこちらです。やたら Google からのアクセスが多いと思ったら現時点で2位みたいです ジャーナリストを中心とした新しいビジネスモデル 長いしデザインと関係ないからこれはあまりアクセスないだろうなと思いながらも、書きたいから書いてみた記事が意外とアクセスが伸びたのがこちら。こうした動きにデザイナーとして何が提案出来るのかを考えて行きたいですね IE6から先へ行くための提案が必要 例年より増して IE6 の話題が多かったのが今年ですね。もちろん、私もなくなって欲しいと考えている人間のひとりですが、単に「なくなれ!」と叫んでいるのもどうかと思って書いた記事。私たちだからこそ提案をしていかなくてはいけませんし、いろいろアイデアを出す必要もあるでしょう。「乱暴」という意見もありますが、個人的には Chrome Frame は良い提案のひとつだと考えています Progressive Enhancementに関する調査結果 Twitterとサイトで投げた質問をデータとしてまとめた記事。想像していたよりたくさんの方に協力していただいて感謝しています。こうして視覚化するのは好きなので、多少時間はかかりましたが、楽しい作業になりました 感性によるデザイン データによるデザイン データが手軽に取得・分析できる Web において永遠の課題といえるのではないでしょうか。正解はありませんが、どちらか一方が正しいというのではなく議論出来る環境が欲しいですね 来年もどうぞよろしくお願いします。

私的今年のベストWebサイト

2009年12月10日 6:22 pm

今年もたくさんのサイトを見てきたわけですが、個人的に最もインパクトがあったのが Boston Globe が運営する写真ブログ「The Big Picture」。Twitterでいろいろなサイトを紹介していますが、かなりの頻度で The Big Picture を紹介しました。写真 (コンテンツ) が素晴らしいのは当然ですが、他にも注目する点は幾つかあります。 このサイトは Boston Globe という 100年以上続く新聞社が運営しています。他の新聞社と同様、発行部数は大幅に落ちており非常に厳しい状況に陥っています。そういった状況ではありますが、Web版 Boston.comは豊富なコンテンツと50を超えるブログを運営するなど積極的に Web を活用しています。紙という形でなくてもジャーナリズムと地域情報を配信する手段があるわけですから、捕われずに挑戦しているのが伺えます。こうした豊富なコンテンツの中のひとつとして The Big Picture があります。 The Big Picture は、Boston Globe が利用許可を得ている AP、Reuters、Getty Images の写真を中心に掲載しています。サイト名のとおり高解像度の写真が特徴でノートパソコンくらいの大きさであればスクリーン全体に美しい写真が映し出されます。写真が観覧出来るサイトは数多く存在しますが、The Big Picture ほどの大きさで見れるサイトはまれです。提供元サイトで見れる写真よりはるかに大きいですし、ニュースサイトがこうした形で写真を掲載しているのも意味がある試みです。写真の良さを最大限に引き出すシンプルな方法を用いていますが、これが意外と出来ていないというか出来ないというか。 The Big Picture のような写真の見せ方は今はひとつのフォーマットとして定着しはじめており、ZACK 990 という WordPress テーマもあります。 また、オープンな点も見逃せません。ほぼすべての記事で 100 以上のコメントが付けられており、読者同士の建設的な会話がなされています(ある程度のモデレーションもあるのでしょうね)。メールで記事を送るだけでなく、様々なソーシャルサイトへの共有オプションも実装されています。ちょっと嬉しいコンテンツとして、記事の最後の関連サイトやサービスへのリンクも用意されている点。Wikipedia, Google Maps, New York Times など、読者にとって役立つという視点でリストされています。 良いコンテンツをシンプルな形で活かし、今の Web 利用者に合わせて作られたこのサイトは、現在 16 万以上の Google Reader 登録がある人気サイトになりました。ブックマークや Twitter をはじめとしたソーシャルメディア経由のアクセスを含むと相当のアクセス数だと思います。単なる写真サイトというラベリングで片付けることが出来ないのが The Big Picture ではないでしょうか。運営している Boston Globe の今後が不透明ですが、素晴らしいサイトなので今後も続いて欲しいサイトですね。

リクリでコンテンツとデザインについて話しました

2009年10月16日 1:29 pm

先日スピーカーとして第2回 Re:Creator's Kansaiに参加しました。WDEの菊池さんも加わり、これから何をしようかといった将来の話題が中心のイベントになりました。大阪でセミナーをするのはかなり久しぶりだったので、こうした機会が巡ってきて嬉しかったです。今年は執筆している記事も含めコンテンツにフォーカスした講演が多かったですが、リクリでも再びコンテンツをテーマにした話題でした。今までは概念的な部分が多かったのに対し、今回は「コンテンツ戦略を意識したデザインアプローチ」という題名で、コンテンツにフォーカスしたサイトの組み立て方を、実際あるサイトを例に挙げて解説しました。 テレビ、紙媒体、ラジオでは顧客・消費者を「視聴者」「読者」「観覧者」と呼びます。受動的な呼び名が使われているのに対し、Webでは「利用者」という能動的な表現を使います。ちょっとした違いですが、実はこれが大きな違いだと思います。情報発信・操作・共有・創造など、何か能動的なアクションをするということにおいては、誰でも自由に行うことが出来ます。たとえ「ニュースを読む」という一見受動的な行動のようにみえる部分でさえ、利用者には様々な選択が与えられており、前のページへ戻る、文字を大きくする、言葉を検索する、メモをするなど何かアクションが出来ます。Web は必ずといって良いほど、利用者が何かをする場といっても良いでしょう。 常に何かをすることが出来る Web で、突然従来のような「観覧者」のような扱いにしているサイトは幾つかあります。「自分たちを見てくれ」と自己主張は強いものの、利用者に価値を与えているか再確認が必要です。これは単に見た目のデザインだけでなく、コンテンツにもいえることです。Webには本当にたくさんの情報がありますが、観覧者ではなく利用者に適した形でコンテンツが配信されているかというと、実はそれほど多くなかったりもします。人々が集まる場へどのようにコンテンツを届けたら良いのか、どの形式だと届けやすいのか、利用者が何かアクションをするときの邪魔になっていないかといった様々な点を検討して初めてコンテンツが Web で活かされます。 一見、根本的な話をしているかのようにも見えますが、個人的に製作プロセス、マーケティング、ブランディング、情報設計など、今後様々な部分に影響を与えると信じています。大きな変化になる可能性がありますし、様々な人が携わる Web サイト制作において良い架け橋になる可能性もあると思います。コンテンツはまだまだ語ることが多いですし、実践も踏まえたアプローチも今後紹介していきますのでお楽しみに。 ダウンロード: recre.pdf (PDF形式 19.6MB)

About

東京在住の「デザインする人」長谷川恭久の個人サイトです。

2008年2月より、新しい CMS を利用して再スタートしました。以前の記事はこちらのエントリーリストを。そして、たくさんの方に読まれた人気記事が読みたい方ははてなブックマークの注目エントリーを参考にしてください。

Feedbacks
  • 百十番: >その価値をいかにマネタイズするのかが今後の課題ですが 、 この話は、もう10年以上語られていますが今だに巧妙は見えず、 ジャーナリズムの衰退には逆に拍車が掛かっていると思います。 >硬派な分野では...
  • ヤスヒサ: @techforlearning 教育とソーシャルメディアの相性は良さそうですね。日本ではブー ムがすっかり去ってしまった Second Life ですが、海外では遠く離れた学校間のコミュニケーションの場とし て...
  • techforlearning: こんにちは。いつもYasuhisaさんの示唆に満ちたエントリ 、勉強になっています。私は学校サイトの運営をしていることから 、WebsaYoutube, Twitter, Facebook,...
  • just a reader: 元ネタからこのような意図でこのように改変します。というこの記 事そのものがよいレクチャーとなる記事です。できあがった結果よ りも、このように直すこともできますよという思考プロセス...
  • ヤスヒサ: @CalmTech プレゼンといってもスライドと喋りでワンセットなので、いろいろ な見せ方があると思いますし、今回紹介したのもそのうちのひとつ に過ぎないと思います。CalmTechさんが提案してい...