Keywordアイデア

紙の漫画とは違う電子漫画の可能性

2010年8月23日 5:05 pm

動きや音楽を付けたり、共有性をもたせるといった付加価値を付ける可能性はあるが、デバイスの変化によってストーリーの語り方に新たな側面が生まれる可能性があります。

Operaのセミナーで感じた今のWebにみる危険性

2010年5月19日 3:07 pm

Webアプリケーションというオープンな環境がゆえ出来てしまう違和感。その解決手段として挙げられる特定デバイス/OSに向けたアプリケーション開発の動き。これらはオープンな Web から離れて行くひとつの傾向のようにみえます。

IntelとNokiaが学生と一緒に考えたデザイン案

2009年9月29日 7:00 pm

Copenhagen Institute of Interaction Designでは、インタラクションデザインの修士プログラムが用意されています。ユーザー調査、GUI 研究、データの視覚化など興味深いコースが幾つも用意されていますが、その中でも企業で働くデザイナーを招いたワークショップが注目です。Intel とのワークショップの際はサステナビリティを意識した IT ソリューションの研究がなされました。ワークショップで生まれたアイデアは Webサイトにて公開されています。 どのプロジェクトもビデオがあるので文章を読まなくても何をするデバイスなのか分かるのが良いですね。何が出来るというより、ストーリー仕立てで人がどう使うところにフォーカスしているのも分かりやすい理由といえるでしょう。自分が利用したいエネルギーだけ購入し、デバイスごとに制限を設定出来るシール「Energy Rehab」が個人的なお気に入りです(名前も含めて)。 こうした企業とのコラボワークショップを Intel とだけでなく、Nokia とも実施しています。こちらは Nokia らしく、モバイルにおける人とのコミュニケーションの未来が題材になっており、同様に幾つかのプロジェクトをサイトで観覧出来ます。 Right Person at the Right Time 非リアルタイムメッセージシステム。読みたい相手のステータスを Ping したときだけ読める。読ませたい相手にだけメッセージを残すことも可能 Simptextity コマンドライン式インターフェイス。複雑なメニューを辿ったりアプリを立ち上げなくてもしたいアクションを記入するだけで実行可能 Play, Share, Connect 人と人との関係の視覚化したものや、遊び心があるホームスクリーン3つを提案 MyNetwork サービスに関係なく対話のやりとりが可能なユニバーサルメッセンジャー Nokia Yours 見た目だけでなく、機能まですべて携帯電話を自分でデザイン出来るカスタムサービス 企業も学生も制約を気にせず、いろいろな可能性を模索するプロセスは楽しそうですね。こうした情報が公開されているのもカリキュラムに参加していない私にとっては嬉しいです。似たようなことなら勉強会でやれそうなので実現してみたいですね。

Government 2.0 への4つのポイント

2009年9月6日 11:51 pm

先日、ティム・オライリー氏が Government 2.0 というアイデアを提唱しましたが、彼のいうとおり、公共機関や政府は Web サイトを構築するというよりかは Web サービスを立ち上げる姿勢が必要だと思います。広報新聞やパンフレットを作るというより、Web 上に新たな公共施設を設けると想像すれば良いのでしょう。 オライリー氏記事では幾つか具体的な例も含めて書かれているので、これだけ読むだけでもいろいろイマジネーションは広がりますが、彼の考えるビジョンにたどり着くには何をしたら良いのか考えてみました。 コミュニケーションの隔たりの明確化 SNS でもブログでも何でもいいですが、とりあえず技術を取り入れたものの上手く機能しない場合がありますが、その原因は組織の構成である場合があります。縦割りのコミュニケーションが普通に行われている中、それとはまったく違うコミュニケーションを前提にしたツールを導入してもうまくいかないのは当たり前です。情報公開や共有を得意とする Web ですが、幸い様々な状況に適応出来るツールも存在します。 組織がどのようにコミュニケーションをとっているかを観察することで、課題と解決へのステップもみえてくるでしょう。また法的な側面、プライバシーや著作権ついても明確にする際に考慮しておきたい項目です。 情報の透明化 統計局をはじめ、幾つかの機関が Excel や PDF などで資料を公開していますが、印刷してバインダーなどに保管することが前提にしたものが多く、Web コンテンツとしての再利用を前提しているものが少ないです。また、実態調査的なものが多く、政府や公共機関がどのような仕事をしているのか、法案が動いているのかといった情報が手に入り難い印象があります。 マニフェストという形で約束は詳細まで読めるようになりましたが、政治家の活動が透明化されているとはいえません。中央、地方、又は規模に関係なく可能な限りすべての情報が公開されるべきでしょう。公開をすることにより、国民からのインプット / 参加が増える可能性はあると思います。 セマンティックWebへの積極的な取り組み Webアクセシビリティは音声・点字ブラウザなどごく限られた利用者に向けた配慮という認識が未だに強いと思います。「目的に到達しやすい、わかりやすい」といった本来の意味合いを強くするにも、利用者が思うような形でデータを利用出来る環境を整える必要があるでしょう。検索結果がより利用者が探しやすい形で表示出来るだけでなく、流用や比較もしやすくなる可能性もでてきます。 データフォーマットが政府や公共機関で統一されればサイト制作の効率化にも繋がりますし、広範囲の検索でもより正確な結果を導きだすでしょう。 シングルタスクなサイトを構築 Time誌が先日今年のトップ50サイトを掲載しました。紹介されているサイトの多くはひとつのテーマやタスクに絞られています。利用者に提供出来るものをたくさん並べるのではなく、訪問した利用者が具体的に何が出来るのかを明示するサイトが増えてくると便利です。ゴミカレのようなサイトを運営するのもアリではないでしょうか。もし今後、公共組織のサイトが Webサービス/プラットフォーム化されるのであれば、より目的にフォーカスしたサイトが増えてくると思います。 関連記事 デザインが優れている「政治の見える化」の現在 欧米視点でみた日本のメディア入門

Webデザインについて何を勉強したいですか?

2009年8月17日 8:08 pm

終わりがないのが辛いと感じる場合もありますが、終わりがなく新しい技術やアイデアが紹介され、常にエキサイティングでいられるのも Web の魅力です。技術やノウハウの習得だけでなく、情報収集することは Web デザイナーとして必須の業務といえるでしょう。学びたい技術はたくさんありますが、少し先を見据えた勉強もしてみたいですよね。すぐに使えなくても、次のステップへの手がかりになることはたくさんあると思います。その興味が IA かもしれませんしアクセス解析かもしれません。どの分野でも自分なりに消化・整理することで必ず良い仕事に繋がると思います。 いろいろ学びたいことあるよねーっと漠然に言うことがありますが、実際何を学びたいと思っているのでしょうか。Webデザインという切り口で幾つかリストアップしてみました。 サステナビリティとWebデザイン プロダクトデザインや建築など他の分野では「サステナビリティ」という言葉が世に出回る前から意識されていたものが多いですが、Webデザインにおいて「サステナビリティ」とはどういう意味をもつのでしょうか。そもそも Webデザインのようなデジタルメディアで達成が可能なのでしょうか 行動やふるまいに対するWebデザイン 認知心理学や人間工学を含めた勉強になりそうですが、メタファ、言語、色、構造といった視点から UI を模索していきたいです。国によって情報の捉え方や受け取り方が違う仮説もいくつか見出せたらいいですね アウトソーシング 現在の経済不況により、インハウスでデザイン・制作を行う傾向が増えて来ていますが、アウトソーシングは今後どうなるのでしょうか。低価格の海外の制作サービスの本格的な参入はありえるのか。そして、デザインがよりビジネス戦略との結びつきが強くなってきた中、アウトソーシング先はどのように制作に関わって行くのか デザイン類型学 デザインと一言でいっても目で見て触れるものが出来るものから人々の考えに響くような概念になる場合もあり様々です。Webも含めてデジタルはその中間になるものですが、デザインと呼ばれる様々な形を一度ばらして分類してみることで、Webデザインの関わり方も見えてくるのではないでしょうか サービスデザイン ここ数年 Service Design は、よく耳にする言葉のひとつです。サステナビリティと似た部分がありますが、顧客の体験だけでなく、サービスをいかに顧客に届けるかといった部分にも注目しているのがサービスデザインの特徴です。Webでは欠かせない側面になると思います こうして勉強したいことを洗い出すことで照準の見直しも出来ますね。書いてみて少しすっきりしました。書籍を読んだりセミナーに参加することで勉強していくのかもしれませんが、上記のトピックのいずれかで勉強会か読書会をするのも良いかもしれませんね。いずれにせよ、上記のトピックを扱った記事は書いてみたいです。 あなたならWebデザインについて何を勉強したいですか?

About

東京在住の「デザインする人」長谷川恭久の個人サイトです。

2008年2月より、新しい CMS を利用して再スタートしました。以前の記事はこちらのエントリーリストを。そして、たくさんの方に読まれた人気記事が読みたい方ははてなブックマークの注目エントリーを参考にしてください。

Feedbacks
  • ヤスヒサ: @Toshiya ロゴデザインという意味で見ても Wikipedia のは様々な意味が含まれていて興味深いですし、世界=Web という関係性が上手に表現されているような気がします。そして、 コミュニティも...
  • Toshiya: 狭義の利用者に、でなく、Contributor にどういう Contribute をしてほしいのかの期待値をメタファを使って最大限に巧く示した 例として、Wikipedia があると思います。...
  • ぬくえ: こんにちわ。青森県出身の世田谷区在住のぬくえと申します。 是非、関東でも開催してください!!! web等々は全くの無知ですが、仲間と「地域活性化」を目指して います。 20年来の仲間が最近出会った人に思える事があります…...
  • CalmTech: ご回答ありがとうございました。 全体像の視覚化がわかりやすく、自分でも考えてみたいと思いまし た。 ユーザーの変化を促す要素のうち、特に人間味というのが納得でき ました。...
  • ヤスヒサ: @dtc-design イベントのハンドリングなどありがとうございました。講師に集中 出来たのも運営側のケアがあったからこそだと思います。ありがと うございました。 日本語という言語を共有していたとしても、同じ業界で働...