Beyond ALT Text: Making the Web Easy to Use for Users With Disabilities
何かしら障害のある方84名、コントロールグループとして参加した20名の計104名がユーザーテストに参加しました。その中で研究対象として選ばれた 44名から得られたデータを公開しています。全文英語ではありますが、対象となった人のうち13名は日本人で、ユーザーテストに使われたサイトも6つは日本語のサイトだったそうです。ということで、海の向こうでまとめられた調査結果とは言えなさそうです。
148ページもあるレポートなので、わたしもまだすべて熟読わけではありませんが、このレポートでは調査から導きだされた75のガイドラインが紹介されています。気になったのを幾つかピックアップすると:
- 自動的にテキストオンリーのページへ移動させない
- 新規ウィンドウを開くのを避ける
- あまり多くのリンクを単一ページに表示しない
- アドレスはシンプルで意味があるものにする
- 表紙のようなページを避け、最初にたどり着いたページで何のサイトなのか説明する
- フォームのラベルとフィールドは近くに配置する
- 必須項目を(*)のみで表現しない
- タブでの移動も分かりやすい順番で移動できる
- 大げさな表現を避け、簡潔な文章を書く
- ちょっとしたスペルミスは治したり予測してくれる検索エンジンを開発する
- 検索フィールドに何も入力していなかった場合は知らせる
- 膨大なデータがある表を作らない
英語での表現のみに関係あるのかもしれませんが、スクリーンリーダーを使っているユーザーを『スクリーンリーダー (Screen Readers)』と称さないというのは、なるほどという感じがしますね。今でも言われているアクセシビリティの注意事項ばかりなので、古い資料とはいえ、知っておいて損はないです。インフォアクシアの植木さんをはじめ国内外の著名人が携わった書籍「Webアクセシビリティ」もいっしょにチェックしておくと良いでしょう。