先週末に名古屋で WCAN 2007 winter が開催されました。今回のスピーカーは、僕と矢野りんさんだったわけですが、Webサイト制作系にしては珍しく、コードが一切出てこないセミナーになりました。WCANには「mini」と呼ばれるコアな技術系セミナーを何度か開催しているので、今回のようなのもアリだったのかもしれません。矢野さんのもそうでしたが、今セミナーではWebサイトの実装ではなく、デザインするにはどうしたら良いだろうというのがメイントピックだったと思います。僕は「今日からあなたもインタラクションデザイナー」と題して、インタラクションデザインの基本と、実際サイトを構築する上での考え方について話をしました。ここ数週間、このサイトでもデザインを題材にしたエントリーを幾つか書いてきましたが、このセミナーにつなげるための伏線といえます。インタラクションデザイナーという表題を付けていますが、見た目を整えるデザイナーだけを対象にした内容ではなく、Webサイトに関わるすべての方に何かしら有益な情報があったのではないかと思っています。いつものことですが、以下のリンクからスライドをダウンロードすることが出来ます。
PDF版のスライドをダウンロード (Zip形式) (表示-非営利-継承 2.1)
サイトデザインの方は主にビジュアルで決まってしまうときは少なくありません(もちろん見た目はとても大事な要素ですけど)。長期的に響くデザインを実現するにはビジュアルだけでなくインタラクションデザインへの理解が不可欠ですし、Webサイトデザインの価値を高めるのはそこにあるのではないかと信じています。またセミナーをする機会があれば同じようなトピックで話が出来たらと思っています。
懇親会では限られた時間ではありましたが、たくさんの方と話をすることが出来ました。今自分がしている仕事について感じること、そして自分がとりまく環境や業界について思うことなど、様々な意見を聞けました。実は10月に青森で公演をしてきたわけですが、そのときで聞いたこととかぶることを幾つかあり、みんな考えていることは似ているのかなと改めて思いました。まぁその辺はいずれエントリーとして書いていくのも良いかもしれません。
毎回セミナーは恐ろしくエネルギーと時間を消費するわけですが、人との出会いや、フィードバックをいただけることを考えると、「疲れるから嫌だ」とは到底言えないですね。やめられない何かがあるのかもしれません。