Web サイトデザインだけでなくインタラクションデザイン関連の仕事に携わっているのであれば、ぜひ「Human Interface Guidelines:The Apple Desktop Interface」は持っていてほしい書籍のひとつではあります。実はこの書籍とほとんど同じ情報は英語ですがすべて読むことが出来ます (PDF版)。しかもこのページを見ると分かるように OSX 用にアップグレードされているんですよね。せっかくなのでこれの書籍化もしてほしいくらいですね。書籍を持っていなかったとしてもUIに関する資料はたくさんあります。例えば Wikipedia には OSX のAqua Interfaceに関する情報がびっしり書かれていますし、日本語版でもグラフィカルインターフェイスの記事がなかなか詳しいです。興味深いのがIndieHIGのようにインタフェースガイドラインのオープンソース化を目指しているサイトもあるところですね。OSXを使ったガイドライン化ですが、学べるところはたくさんあると思います。
もちろん Windows Vista にもユーザーインターフェイスガイドラインというのが存在し、Web状で見られるようになっています。おなじみの Aero インターフェイスに関しても詳しく読むことが出来ます。ウィンドウ上でのレイアウトも細かく指定がされておりグリッドレイアウトが採用されていますね。この辺の気遣いはWebデザインでも参考になるのではないでしょうか。
Vista のグラフィック要素を構築して行く際、幾つかガイドラインが用意されているのですが、先ほどのレイアウトに関する部分と同様、Webデザインでも参考になる部分はありますね。気になるのを幾つかピックアップしてみました。
- レイアウトや全体のデザインが分かりやすいのであればグラフィック要素は省くよう心がける (不必要に加えない)
- 重要な情報をグラフィック要素だけで表現してはならない
- グラフィック要素には矢印やボタンといったインタラクションコントロール要素を含めない
- 背景と文字のコントラストは大きくする
- 縦と横の線をセパレーターとして利用する