僕のようにドップリWeb業界に浸かっていたら、Webは生活必需品といっても過言ではないです。毎日そんな感じだとそれを当たり前のように受け止めてしまいそうになりますが、もちろんそれはニッチなわけですよね。仕事で散々パソコンを使っているから、それ以外では使いたくないと考える方は少なくないですし、Webなんてそこまで必要としないと考える方もいると思います。アメリカの調査会社である Pew Internet が興味深いレポートが掲載されています。Pew Internet: A Typology of Information and Communication Technology Users
PDFにまとめられているこの調査はネットの利用する頻度や使い方に応じて 10 つのグループに分類し、それぞれどういったタイプのユーザーなのか説明がされています。自分がどういったタイプなのか知りたい方はこちらのクイズを利用すると良いでしょう。この調査結果によればパソコンやモバイル機器を利用してネットコミュニティに積極的に参加しているのは全体の8%だそうです (ちなみに僕はこのグループに属しているようです)。積極的に参加しないまでも、ネットを利用することが生活や仕事を向上に役立つを考えている方は全体の31%みたいなので、潜在的なユーザーは少なくないといえるでしょう。
積極的なネットを使い方をしている(もしくはしようとしている)のが3割いるわけですが、それでも情報過多で分かりにくいネットに積極的になれない方が過半数を占めているのが現状です。およそ半分(49%)のアメリカ人はたまにしかネットに接続したり、最新の機器を利用しない。そのうちのさらに半分はネットを必要としないと考えている方みたいですね。僕も今でさえWebを使いこなしているといえるレベルになったのかもしれませんが、最初は何をしたら良いのかさっぱり分からず、パソコンのモニターの前で呆然としていた時期もありましたからねぇ。日本ではモバイル機器からネットにアクセスしている人はかなり多いですから今回のレポートと異なる結果になったと思いますが、それでも低いのではないでしょうか。
この辺の調査結果は以前紹介した「参加されない Web 2.0 の現状」とリンクしているような気がしますね。技術的にも見た目もどんどん良くなって来てはいるものの、ネットを使うということ自体にまだ不安を感じていたり、本当は簡単で便利であるということがまだ伝わりきっていない部分があるかもしれませんね。テレビ、雑誌、もしくはリアルに入れ替わる体験として Web があるわけではなく、それらを補助してよりよくするためのインフラとして Web があると思いますし、その辺をギークな感じにならないように伝える・・・うーん、難しいけど必要なことかもねぇ。