Dashboard的考え方

写真PCの歴史も30年以上になりますし、World Wide Web も先日15歳を向かえました。わずか半世紀足らずですが、実に様々なことが起こりましたし、PCと人間の関係もそれに伴い進化していったと思います。時代が進むにつれ人と人とのコミュニケーションはより活発になり、双方が送信者であり受信者にもなれるようになりました。数えきれないほどのh情報や人へアクセス出来るようにはなりましたが、今や過度になりすぎてどう制御したら良いのか分からない状態ともいえます。先日開催されたCollaborative Technologies Conference Boston 2006にてマイクロソフトやアップルで研究開発をされていたLinda Stoneさんが次世代のテクノロジーのメタファーとして Dashboard を提案しました。
NewsFactor Network: Technology's Next Wave: The Dashboard

StoneさんはこのカファレンスでContinuous partial attention (継続した部分的配慮) というコンセプトを紹介しました。新着のメールや、RSS、スケジュールなど自分にとって重要な情報の『部品』を集めるボードのようなものがこれからさらに必要となるわけですね。今の SNS は多くの人とコミュニケーションをとることを可能にしましたが、長く使えば使うほど不特定多数になりがちです。Stoneさんも提案していますが、3000人のオンラインでの繋がりではなく、自分が最もケアしている3人もしくは30人の友達とのコネクションを重要視出来るようなインターフェイスが必要になってきます。

人それぞれ得たいと思っている情報のチャンネルは違いますし、目的や場所、時間によって必要としているチャンネルは変化するかもしれません。そういったデマンドに柔軟に対応しつつも不必要な情報(ノイズ)を最小限に抑えるにはひとつのポータル的なページを提供するのではなく、シンプルな情報を表示することが出来る部品を提供して、使い手が自由に組み合わせることが出来る環境が適しているのかもしれません。マルチタスクを行うためのベースになるでしょうし、デスクトップとは違った重要ポイントになるのかもしれません。

既に OSX では Dashboard というコンセプトはありますし、Vista でも Windows Sidebar で使う Gadgets というのがあります。今のところは Yahoo! Widgetsの使い勝手がリードしているような気がしますが、それぞれがどのようにこれから発展していくのか楽しみですね。あと、moogletsのような Webベースの Dashboard も出て来ていますし、こちらも要注目といったところでしょうか。
????さんからのコメント
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2006-08-09 01:48:44
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