Peter Feldstein 氏はアイオワ州 Oxford出身のアーティストで現在は University of Iowa で教授をしていらっしゃいます。彼の作品は写真からデジタルイメージまで多岐にわたりますが、そのなかで非常に興味深いのが Oxford Project という写真群です。1984年に彼は Oxford に住む男女 670人のポートレートを撮りました(当時の Oxford の人口は 673人)。そして Feldstein 氏は 2005年から再び Oxford で写真を撮り始めたそうです。21年という時を経て人はどのように変わるのでしょうか。Oxford Project Gallery: 1 | 2 | 3
New York Times: An Iowa Town's Story Told in Portraits 21 Years Apart
Smithonian.com: Time and Again
一見、シンプルなポートレートですが、皺の数や表情が私たちには知ることのない 21年間を物語っているような気がしますし、いろいろ想像を駆り立てられますね。自分も 20年前はどんな姿でどのような思いがあったのだろうかと写真をみてふと考えてしまいますね。Feldstein 氏のインタビューがこちらで聞くことが出来ます。今と昔の違いやなぜこのプロジェクトを始めることになったのかなど聞くことが出来るので興味のある方はぜひ。
Oxford Project の写真のようにシンプルな照明で正面から人を撮るスタイルはなんとなく昔の写真という感じがしますね。例えば 1940年代のアメリカを撮り続けたMike Disfarmer の作品はまさに典型的なもので、もしかすると Feldstein 氏もこういった昔の写真を意識して撮影したのかもしれません。こういったスタイルで撮り続けている写真家も何人かいると思いますが、有名なのだと Shelby Lee Adams でしょうね。この方の写真って何か分からないんですがわずかな違和感があってそれが作品の個性であり魅力になっているような気がします。