World 3D Web

写真フォルダを使ったツリー状のファイルシステムは今でも最もポピュラーなデータの整理方法として使われ続けています。とはいうものの膨大なデータから必要なデータを検索して表示するには従来の方法では難しい場合も出てきます。3D空間にデータを浮かべるという手法が有効なのではと考えられており様々な研究機関や企業が模索を続けています。このサイトでも今まで幾つか紹介してきましたが、今回紹介するのはニューラルネットワークを応用させて、データを3D空間に並べる手法を使っています。
Pansophica: personalizes Web sites and searches

Neural VRが開発したこのフリーソフトはヴァーチャルリアリティ上に浮遊するWebサイトを検索したりブラウジングすることが出来ます。それぞれのページは立方体で描かれており、似たようなデータをもつサイトは同じ色で表現されるみたいです。もちろん表示結果を自分で『チューンナップ』することが出来るようになっており、Pansophicaはそれを学習しながら、より正確な表示をするようになるようです。スクリーンショットを見る限り、なかなかおもしろそうです。

Linux, OSX, Solaris版がダウンロード出来ます。残念ながら僕の Tiger の環境では動作しませんでしたが、もしかすると Panther でなら可能かもしれません。OSXで動作させるには X11 が必要になるので注意してください。

ちなみにニューラルネットワークとは人間の脳の神経 細胞をモデルとして構想されている情報処理システムのことを指します。検索キーワードとデータの関連性を常に学習をし続けて行くので、人がそれぞれもちあわせている微妙なニュアンスの違いも識別出来るようになるわけです。ニューラルネットワークは検索分野で特に注目を集めておりMSN Searchのランキングシステムは将来的にはニューラルネットワークを応用したものになりそうです(参考文献 PDF)。

Pansophicaに限ったことではないですが、3D空間にデータを並べる手法はまだアイキャンディーのレベルから脱しておらず実用レベルにはほど遠いような気がします。ニューラルネットワークやソーシャルブックマークで注目を浴びたタグの概念を上手く使うことによって、3Dによるファイルシステムの必然性が生まれて来たら良いのですが、どうなるでしょうねぇ。
??さんからのコメント
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2006-03-05 10:55:00
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