Identity 2.0

写真最近、国内外関係なく様々なサービスサイトが登場しています。以前から使っていたサービスも加えるとかなりの数のIDとパスワードを持っている方もいると思います。最近のサービスはメールアドレスをパスワードを設定するだけというものも増えて来ていますが、中には住所、氏名など様々な情報を登録する必要があると思います。毎回、同じような情報を入力しなくてはならないということも面倒ですが、個人情報がユーザー中心ではなくサイト中心で管理されており、その入力する情報もユーザーによる自己申告に過ぎないという点を考えると改善の余地はあるのではないでしょうか。つまり、ユーザーが必要な情報を信頼性のあるソースを介してサービスサイトに提供するというユーザー中心の個人情報管理システム(つまりサイト中心ではなくユーザー中心)があれば、毎回同じような情報を入力する必要もなければ、管理も大変楽になると思います。

例えばMicrosoftのPassportというのが、それを目指したものといえると思いますが、大型サイト(つまりはMSが買収したサイト)しか使えないですし、汎用性が非常に低いのも含めてネットユーザーにあまり受け入れられなかったシステムといえます。また、ブログ界ではSixApartのTypeKeyあたりが有名だと思います。こちらも共通で使える認証システムという意味では注目ですが、ブログに特化している点とAPIがないので(2005年10月現在)、汎用性があるとも言えません。では、住基ネットはどうだろうとなりますが、たぶんAPIをリリースするのも微妙ですし、ニックネームとか『余計な情報』を追加して管理させてくれるのかも微妙だったり。

このように以前から総合的に使える認証システムという概念はあったわけですが、汎用性が高いものがまだ登場してなかったように思えます。そこで次世代の認証システム/個人情報管理を考えようという意味も込めてIdentity 2.0というサイトが立ち上がっています。サイトの中心メンバーにはSxip社も含まれていますが、そこはイントラネットの総合情報管理システムを提供しています。オンデマンドで自分の情報を変更出来ますし、それぞれのサイトへ行って更新する手間もありません。今までは企業向けに、そして小さなスケールでサービスを提供していたわけですが最近βリリースしたsxoreはブログコミュニティ向けに作られた管理システムは注目です。

こちらのコメントフォームを見ていただけるとわかりますが、一度サインインしてしまえば写真を含めた個人情報が出て来るだけでなく、タグやレーティングのようなシステムや自分の書いたコメントのトラッキングも出来ます。コメント登録はsxoreドメインで行われるみたいですが、コメントリストやレーティングのステータスはブログシステムに関係なく好きなように貼付けることが出来ます。どのサイトでも使える総合的なシステムというわけではありませんが、これがあれば個人情報やコメントの管理が楽になるだけでなくそれ以上の楽しみがあって良いような気がします。様々な可能性を秘めているサービスだと思います。

こういったサービスが羅列してしまうと大変になるんじゃないの?と考えられますが、APIを使ってオープンで連携制のとれるものであればよりシームレスで様々なサービスを使えるようになるのではないかと思います。
コメントを書く