Office12のインターフェイス

写真どのソフトウェアもそうですが、バージョンアップグレードする度に機能が増えていると思います。もちろん追加される機能の多くはユーザーの要望に応じたものですし、実際、作業効率を上げてくれるものがあります。とはいうものの、バージョンを重ねる度に機能が増えて行くとそれだけインターフェイスが分かり難くなる場合もありますよね。その典型的な例がMicrosoft Officeだと思います。さすがにバージョンアップを10回以上繰り返しているわけですから仕方ないかもしれませんが、縦横無尽にツールバーが並んでいるのは圧迫感を与えますしシンプルなタスクでさえ難しいのではないかと思わせてしまうのではないでしょうか。もちろんこの問題にマイクロソフトも深刻に捉えているようで次期バージョンにあたるOffice 12では大幅にインターフェイスを変更しています。
xBetas @ PDC 05: Office 12 Interface Preview
Channel 9: Diving into the new Office 12
Microsoft Showcases New User Interface for Office 12 Core Applications

今までのツールバーの羅列を止めて、タスクベースでコマンドをグループ別けをしています。詳しくはChennel 9のビデオをチェックしてほしいですが、Office 12のグルーピングは「Ribbon」と呼ばれているようでタスクごとに別けられたタブセクションといったところだと思います。今まで当たり前のようにあったプルダウンメニューがなくなったおかげで、メニューを探しまわる必要もなく出来ることを一望出来るようになったみたいです。また、どういった見た目になるのかもその場でチェックしながら確認することも出来るようになっています(Galleryと呼ばれています)。インターフェイスを大幅に変えたおかげで見た目が大変シンプルになっており、作業もしやすくなっているような気がします。インターフェイスがシンプルになったものの出来ることは以前のOfficeと変わらない(又はそれ以上)のが驚きです。

今まで慣れ親しんでいた(良いのか悪いのか分かりませんが)インターフェイスをあえて否定して、全く新しいソリューションを提供しているのが素晴らしいと思います。Webデザインでもそうですが、インターフェイスをなるべくドラスティックに変えることを避けるケースがありますし、無難と呼ばれるレイアウトにしてしまう場合があると思います。ユーザーが覚える手間が省けるというメリットがありますが、ソリューションという側面でデザインをしているのかというと、そうとも言えない場合があるのではないかと思います。もちろん今まであまり見ないインターフェイスを提供するのは勇気がいることだと思いますが、それをあえてやったのはスゴいなと思います。

Webサイトでもよく使われているトップナビやサイドナビをはじめ、様々な『おなじみ』の要素が必要としない場合があると思うんですよね。「Webサイトだから上のほうにナビゲーションがなくてはならない」と考えるのではなく、サイトの目的や訪問者が何をしにサイトに訪れているのかを再考してそれをベースに情報を組み立てるように心がけています。時にはよくみるサイトの形と若干異なる場合があるかもしれませんが、それが必要であるならば提案してみる必要があると思います。最近出て来ている多くのWebアプリケーションも今までのWebサイトナビゲーションとは大きく異なりますし、通常のWebサイトも必要であれば大きく変えてみても良いような気がします。
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