テレビでP2P

写真数年前だとP2Pやファイルシェアという言葉は何やら違法活動のようなものばかり先行してあまり良いイメージを持っていなかった方もいると思いますが、P2Pそのものはとても素晴らしい技術だと思います。最近、海外ではBitTorrent (関連記事) が注目を浴びていますし、日本でもrecommuniのように合法でファイルをネット上に公開・共有しているところもあります。このように『使える』ファイルシェアが増えてきたと思いますが、その波は2005年にはテレビまで及びます。
Cybersky-TV:Pay-TV-Sharing

2005年の2月から始まるこの有料サービスはPCとテレビを接続することにより、あなたのお気に入りのTV番組をネットで公開したり、他のCyberskyユーザーが公開している番組をTVで観覧することを可能にしてくれるそうです。つまり、Cyberskyの利用者が増えれば増えるほど見れる番組の数がどんどん増えるということになります。今まで違法のファイルシェアスペースやBitTorrentでもTV番組はシェアされていましたが、TVを見ながらシームレスでファイルシェアが出来るという意味ではCyberskyの試みは新しいと思います。Cyberskyはドイツ企業のTC Unterhaltungselektronikが開発したサービスで、ここは他にもTelefairyと呼ばれるCMを自動的に飛ばしてくれるセットトップボックスやTvoonというWebTVデバイスを開発しているところです。CyberskyはドイツのTV業界にとって『脅威』と思われるでしょうし、幾つか裁判もおこるかもしれませんね。

日本をはじめ最近はHD+DVDプレーヤーも出回ってきました。これを使うことでCMも飛ばせますし、視聴者もリアルタイムで見る必要性を感じなくなってきていると思います(スポーツやニュース以外は)。CyberskyのようなサービスもTVの見方が変わってきている最近の流れから生まれたひとつの形なのかもしれません。音楽、出版、映画・・・様々な産業がネットの登場で形を変えるなどして試行錯誤をしていますが、TVも(ネットの事情以外を含めて)変わらなければならないのかもしれませんね。
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