スタイルシートスタイルブックのほうでも使っていますが、Wikiは編集の仕方が分かると非常に便利なツールだと思います。最近は個人用のメモとしても使っていて非常に重宝しています。Wikiを自分でインストールして使った事がない方でもWikipediaを使ったことがある方も多いかと思います。Firefoxの検索ボックスにWikipediaのPluginをインストールできるので、そこから気になるキーワードを探したりしています。Wikipediaが百科事典ならWiktionaryという辞典Wikiもあります。翻訳ではなく単語を調べる程度であれば他のサイトを圧倒する情報量だと思います。Wikiの魅力は不特定多数の人達がコラボレートして情報を追加していくところにあると思います。まさに文字のオープンソースプロジェクトといったところでしょうか。様々なWikiプロジェクトがあるのですが、今回デモ版としてWikiで作るニュースサイトが登場しました。
Wikinews(正式版のアドレス)
Wikiプロジェクトに参加するすべての人がジャーナリストとなってニュースを追加していくサイトです。例えば最近のウクライナ情勢もこのように記事になっています。記事の文章はWikiジャーナリストが書いたオリジナルですが、興味深いのが他のニュースソースやWikipediaへのリンクがあったりBlogへのリンクがあってクリックひとつで様々な角度からニュースを読む事が出来るところだと思います。以前このエントリーで、ニュースサイトがWikipediaやBlogへリンクしてくれたらおもしろいのにね・・・って書いていましたがWikinewsをそれを体現しているような気がします。たくさんのニュースソースを一覧出来るGoogleニュースも便利ですが、ニュースを深く探索したい場合はWikinewsのほうが便利かもしれません。
他のプロジェクトも日本語版が登場しているので、Wikinewsもいずれ日本語版が登場するのではないかと思います。それにしてもWikinewsの登場でジャーナリズムの意味がまた曖昧になってくるかもしれませんね。Wikinewsの文章のクオリティをみてもニュースソース並みに高いですし。プロのジャーナリストは『素人』にはないネットワークがあると思うのでジャーナリストの存在が危うくなるとは思えませんが、これから情報ソースを持つことの責任と正確な情報伝達がさらに重要になってくるのではないかと思います。