小さな変化は見え難い

写真心理学という分野はどういう職種に携わっていても参考になる学問だと思います。デザインも例外ではないと思います。僕には難し過ぎたなぁと後悔しながらも、たまに僕も心理学の本を手に取ったり、サイトを巡回しています。もちろん専門的なことは全くといって良いほど分かりませんが、それでもデザインをする上で参考になることが幾つかあると思います。

その中でも最近興味深かったのが「Change Blindness(変化盲)」という現象。2枚の画像のどこが異なるかを探そうと思ってもなかなか知覚できなくなる現象のことで、2枚の写真を切り替えたり、ムービーでも同軸にあると見極めも非常に難しくなります。間違い探しのゲームもハマってしまうとなかなか見つかり難くなるのと同じ事なのだと思います。試しに幾つかやってみてください。

中には大きな変化があるのにも関わらず、なかなか見つけれなかったりします。答えが書かれていてやっとその注意に気付いて違いがはっきり見えてくるものも。パッと見何か違うって感じていながらもその『違和感』が何か分からないわけです。

Webサイトは納品日が本当の完成ではなく、そこを起点にどんどん変化をし続けるものだと思います。制作者や企画者にとっては新しい機能がたとえ小さくてもそれが何処にあるのか、そして何をするものなのかハッキリ分かります。だからといってユーザが同じだとは限りません。明確に何処に何が変わったのかを伝えないと(又はそれがきちんと伝わってないと)ユーザにはその変化に気付かれない場合もあるわけです。使い方も含めてそういう変化に対する考慮が必要でしょうね。理論的に「これはユーザビリティが高いから」なんて言ったところで変化を好まないユーザもいるわけですから、彼等に対する配慮も忘れてはならないのではないでしょうか。
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