様相検索エンジン

写真Yahoo!のようにディレクトリー(階層)式をとっている検索サイトは数多くありますし、情報を探し出すためのひとつのスタンダードになっているといっても過言ではないと思います。キーワードをどんどん掘り下げて行くというコンセプトは分かりやすいかもしれませんが、階層式にも当然弱点があります。例えばカテゴリ別けのニュアンスが人によって違うケースがあるということ。そして、キーワードが一般用語過ぎて一体どういう意味で書かれているのか分からないという場合もあると思います。

そこで、探しているサイトや作品それぞれに属性/メタデータを付けることにより、複数の側面から検索出来たり、常に全体を見渡せる仕組みを作り出せばより柔軟で精密な検索が可能になるのではないでしょうか。このコンセプトに注目した検索エンジンのモデルをUniversity of Berkeleyの教授であるMarti Hearstが実験的に行っています。
The Flamenco Search Interface Project:Search Interfaces That Flow

現在、美術関連の検索建築関連の検索が行えるようになっています。このサイトではひとつの階層が存在するのではなく、キーワードごとに階層を築いてそれぞれを独立させて絞り込みさせることが出来ます。さらに、ひとつのキーワードを消したり足したりすることも可能でシームレスに関連検索が出来るようになっています。個々の作品ページまで行くと、作品のリンクになっている属性がリストアップされており、それらからさらに検索出来るようになっています。

全体を見渡せる・・・という目的ならば以前紹介したような情報の視覚化によって実現出来ると思いますが、複数のキーワードを導きだして、さらに個々のキーワードに対して階層が築くという方法は今回紹介した検索エンジンならではかと。欲しい情報をすぐに欲しいという場合には向いてないかもしれませんが、関連情報を探すなどじっくり検索したい場合には使えるのかもしれません。
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