人にマッチさせた広告をつくるには

2008年8月22日 6:27 pm

2回ほど欠席していたのですが、久しぶりに百式の田口さんが主催する勉強会に参加してきました (前回のレポート)。今回のテーマは「コンテンツマッチ広告」。ブログをやっている方は AdSenseがお馴染みではないでしょうか (僕もgreenhugで使っています)。詳しくは IDEA*IDEA のレポートをチェックすると良いでしょう。僕個人的にはあまり馴染みのない分野ではありましたが、技術的な視点も含めて大変興味深い情報が幾つかありました。

コンテンツをいかにマッチさせるためのアルゴリズムの精度を上げるのはもちろん重要ですが、それよりシステムの最適化やスピードアップに力を注いでいるなという印象でした。この業界は「生き物」のようなもので、トラフィックのボリュームも全く予想が出来ません。また、不正クリックや勘違いクリックなど『広告をクリックする』という同じ行為でも様々な例外が生じます。そういった予測が出来ない状況にいかに早く最適な形で解決していくのが、コンテンツマッチ広告サービスを作るのに重要だと言われていました。この視点はウェブサイトを作る際にもいえる重要なことですね。

コンテンツマッチ広告という言葉はウェブページにある情報を元に広告を表示させるところから生まれたのだと思いますが、今後はさらに観覧している人をマッチングさせたものになるでしょう。既にこの業界でも純粋にコンテンツマッチだけで広告を出しているというのはなく、行動ターゲティングも組み合わせているのがほとんどだそうです。これがさらにプロフィールを元にしたり、蓄積されているデータから予測するディスカバリー的な広告も出るのではないかと思います。

実は僕の mixi プロフィールはここ数ヶ月女性にしています。なぜそうしているのかというと、性別で広告がどう変わるのか見てみたかったというのがあったからです。今のところそれによる変化は見られず、今までと似たようなものばかりなので、性別がトリガーになっていないのかもしれません(もしくは性別を変えるだけが広告を変えるほどの変化になっていないのかも)。プロフィールに応じたピンポイントの広告はこれからさらに重要視されるでしょうし、コンテンツにはないキーワードでもプロフィールから予測して、その人が欲しいと思う情報を掲載することも出来るようになるでしょうね。ある意味、Amazon はそれを実現している部分がありますが。

広告もデザインも人に目を向けている点では共通点が少なくないですし、サービスプロバイダーが気を使っている点や工夫している点は勉強になりました。

そして、今回もスケッチしましたよ。一部で期待されているのが妙なプレッシャーになっておりますが、アウトプットの良いトレーニングになるのでこれからも続けようと思います。

Sketch 2008-08-20

コメント

  1. nekohito Says:

    ヤスヒサさんのmixi、男性表示になってますが。

    mixi広告が対象によって変えられているか、実際に一時的にでも画像を集めてみようと
    レンタル画像掲示板を作ってみましたがどなたか気がむいた方は
    広告画像を自由に投稿してみてほしいです。

コメントを書く

About

東京在住の「デザインする人」長谷川恭久の個人サイトです。

2008年2月より、新しい CMS を利用して再スタートしました。以前の記事はこちらのエントリーリストを。そして、たくさんの方に読まれた人気記事が読みたい方ははてなブックマークの注目エントリーを参考にしてください。

CSS Nite Shift 2009
Feedbacks
  • ヤスヒサ: @petit-lis-blanc 仕事に携わる様々なレ イヤーの方が分かる『 地図』は必要でしょう ね。それがデザインゴ ールだったりビジ...
  • ヤスヒサ: @3panda Microformats は様々な可能性を秘め ています。見た目など 短期的な成果が上がら ないのでなかなか導入 が難しいかも...
  • petit-lis-blanc: 初めまして。 どうもWEBというのはシ ステムに近いものであ るにも関わらず、『設 計書』がきちんと書か れないでGOすること...
  • 3panda: とても参考になりまし た。 Microformatsには以前から 興味があったので この機会に勉強したい と思います。
  • Web担編集部 鈴木: 先日はありがとうござ いました、Web担鈴木で す。 ワークショップであれ これ考える中で、私も 「EPIC」がよぎりまし 。当時...