サイドバーの行方

2008年3月26日 12:59 pm

サイドバーはブログが広まる前から存在していたコンポーネント。メインコンテンツ以外の情報を上部に載せることが出来るので、多くのサイトでサイドバーが採用されています。実装も簡単に出来ますし、3カラム、4カラムと増やすことも出来るわけですが、実装の敷居も低いのでただの賑やかしになってしまいがちの部分でもあります。情報の配置の仕方によって、情報が活かされるときもあれば、そうでないときもあります。サイドバーもメインコンテンツ以外の情報を放り込む場所ではなく、的確な情報が載る場所として扱わなくてはいけません。

ブログのサイドバーで必要なもの

サイドバーによくある情報は

  • 最近のエントリーリスト
  • 最近のコメントリスト
  • アーカイブリスト
  • カテゴリリスト
  • タグクラウド
  • Feed をはじめとした購読ボタン
  • ウィジェット諸々

アクセス解析やサイトコンセプトによってサイドバーの使い方も変わってきます。このサイトは Feed は多くの方に登録されていますが、サイトまで訪れる方はその中のわずかな数ですし、エントリーによってアクセス数も数倍違うこともあります。よって、情報収集家が最も多いと仮定出来ます。もちろん、検索から訪れる方も少なくありません。つまり、レギュラー読者より初めてもしく時々サイトに訪れる方のほうが多いといえます。Feed を購読している読者もたまに訪れるわけでですから、彼らが久しぶりに訪れたときに便利な情報も欲しいところです。

ブログのサイドバーの情報の置き方で参考になるのは、ニュースサイトです。asahi.com>の記事ページをみると、サイドバーには「注目」や「特集」といったサイトでベストコンテンツが掲載されています。この傾向は国内外関係なく NYTimes.com でも同じです。訪れたサイトがどういったサイトなのか、どんな情報が載っているサイトなのかというのが一望出来る要素がサイドバーに置かれてるわけです。

下に置くという選択

2年くらい前から横ではなく下に様々な情報を置く「フッターデザイン」が流行し始めました。スクロールするにつれて単調になってくるので、フッターデザインはサイトの良いアクセントになることは間違いありません。「35 Website Footer Designs, Trend and Styles」をみても分かるように魅力的なフッターデザインも少なくありません。

しかし、サイドバーに掲載したほうが効果的な情報も少なくありません。例えば「このサイトはどういうサイトなのか」を表した情報はサイドバーのほうが効果的でしょう。では、フッターに置かれているべき情報はどういった情報でしょうか。

サイドバーによく掲載されている「最近のエントリー」や「関連エントリー」は下のほうが適している情報のひとつです。読者が記事を読み終わった後に再びスクロールアップしてサイドバーにある最近エントリーや関連エントリーをみるというのは、あまり便利な使い方ではありません。読み終わったあとに欲しい情報を、その場で提供出来るようにしておきたいところです。コメント・トラックバックがエントリー下にあるのもそのためでしょうし、ブログスィアでの反応も下で読めると便利かもしれません。

タイプによって情報配置も変わってくる

サイドバーにぜひ欲しい情報が見えてきました

  • このサイトについて分かる情報、もしくはすぐにアクセス出来る導線
  • サイトのベストコンテンツ (アクセスランキングや筆者のレコメンド)
  • 購読のようなサイトの『ツール』を提供

これら以外にも欲しい情報はありますが、フッターも含めてメインコンテンツのタイプによって情報の扱い方も変わってくるでしょう。情報収集家にとって、筆者が最近何を書いているかより、同じ系統の記事があるなら読みたいという思いのほうが強いかもしれません。「Links (リンク)」や「Round Up (まとめ)」のようなタイプによって「最近のエントリー」のリストも「同タイプの最近エントリー」のほうが適している場合もあります。場合によって、フッターのほうが適しているもしくはその逆も考えられるでしょう。

これからタイプ別に情報配置も考えていくわけですから、単に「最近エントリーはこのあたりに配置します」とするのではなく、「こういう種類の最近のエントリーが配置されます」とタイプ別に吟味していけたらと考えています。

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About

東京在住の「デザインする人」長谷川恭久の個人サイトです。

2008年2月より、新しい CMS を利用して再スタートしました。以前の記事はこちらのエントリーリストを。そして、たくさんの方に読まれた人気記事が読みたい方ははてなブックマークの注目エントリーを参考にしてください。

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  • ヤスヒサ: @ken 「ソフトウェアのやり 方にそっていると思考 が制限されてしまう。 ソフトウェアを思考に そったものにする必要 がある...
  • ヤスヒサ: @Nu_26bloom おお。ついにブログデ ビューですね。忙しい と思いますが、更新楽 しみにしています。
  • ken: > 機能ではなく人にフォ ーカスしてどのような システムが必要か模索 している点。 先日、iMindMapの開発者 方と話をした...
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